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【雑記】教えてほしい人・調べるという人

能動的か受動的かが、発言から見えます。

はじめてのことや難しい領域の話であれば、どんどん人に聞いていくことは大事です。ただ、どういう姿勢でいるかで本当に物にしようとしているのかどうかの本気度が透けて見える場合があります。

もちろん私も分からないことがあれば誰かに伺ったりします。何も手がかりなくただ悩んでいても時間の無駄な場合もあります。やりたいことの緊急度にも寄りますが、ときにはその悩んでいる中で試行錯誤したり調べたりというプロセスを踏むことで別の新しい知見に辿り着いたり、アプローチ自体が自分の糧になる場合もあります。

たまに初っ端から「教えてください」「早く知りたい」で入ってくる人もいたりします。タイムパフォーマンスが重視される時代にショートカットしてまず端的に知りたいことを教えてほしいという気持ちは分かります。

ただ、これが習慣づいてしまっていると問題です。結局何をするにも教えてもらってショートカットすることが当たり前になってしまうと先に書いたように自分で調べるというプロセスが抜け落ちます。つまり、試行錯誤を経たその人自身のオリジナルなアプローチも失ってしまいます。

「自分でも調べてみたい」「どうアプローチするかのヒントが欲しい」という入り方をする人は少し回り道をしますが、教えてほしいというだけの人よりかは進歩します。そのうちほんの少し聞くだけ、もしくは聞かなくてもできるようになるでしょう。

個人的な感覚ではありますが「教えてほしい」だけをいう人は、教えたところで結局やっていなかったりします。実際すぐに行動を起こしているなら問題ないのですが、教えてもらっただけで満足して行動変容をして先に進もうとしていなかったりします。

繰り返しですが、教えてもらうことは悪いことではありません。ただ、常に受け身姿勢ではなく自分で調べるという能動的な行動に変わっていく必要があるのです。

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