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【アジャイル】組織をアジャイルにするには? 〜シンアジャイルコミュニティ活動について

会社を越えて、会社と社会をアジャイルで良くしたい集まりです。

シンアジャイルコミュニティとは?

幾度か私のnoteでシンアジャイルコミュニティについて書いていますが、改めて。

シンアジャイルコミュニティとは、組織を芯からアジャイルにして、会社を良くしたい・社会も良くしたいというアジャイルが好きでアジャイルに期待と希望を持っている人たちの集まりです。

コミュニティ・リーダーは、これもまた私のnoteで何度も登場している市谷 聡啓さんになります。

市谷さんのピッチでのシンアジャイルコミュニティの位置づけは、
「開発だけではなく、広く組織の仕事、業務、運営にアジャイルの叡智を適用するべく、その学びの場をつくること」
とのこと。

シンアジャイルコミュニティの中では幾つか分科会的に活動チームが分かれています。以前、私もLT(ライトニングトーク)に参加したのは、「(開発)じゃないアジャイル」チームのイベントで、チームのメンバーではないから出られないわけではなく、シンアジャイルコミュニティ参加者が自分の意思で参加していきます。

組織アジャイルチームの活動

私が参加しているチームは、「組織アジャイル」になります。
会社の組織の中にどうやってアジャイルを取り込んでいくか、また周りや上層、経営まで組織的にアジャイルになるためにどのようなことをすればよいか?など、色々と模索し、発信やイベントを企てています。

成果としては、組織アジャイルチームでイベントを何度か開きました。(私も1/26は微力ながらMiroでのグループワークのファシリテーターを担当しました)

1/26についてはnoteでも書かせてもらっています。

メンバーは6人で、隔週1回/1時間程度のディスカッションをします。(イベントが近いときには毎週実施をします。その辺の運用もアジャイルにやっていきます)

全員が揃うときも揃わないときもあり、出られる人が出てうまく回していくスタイルです。コミュニティだからこその緩さもありつつ、本気でやりたい人たちの集まりでもあります。

改めてこのチームで何をしたいか?(組織仮説キャンバスを作ろう)

1/26のイベントが盛り上がったのもあり、これから組織アジャイルチームでは何をするか?をディスカッションしました。(ふりかえり&むきなおりをした感じ)
改めてそれぞれのメンバーが何をしたいか?どうなりたいか?を表出して、今後やることを決めていこうとなりました。

どういう人のために組織アジャイルのコミュニティの場が役に立つのか?をもっと言語化していこうとなったので、私からはユーザストーリーよりもより深く言語化できる「ナラティブプロトタイピング」をしたいとお話をしました。

まずそれぞれ思う組織アジャイルで困っている人はどんな人か?のペルソナ作りをしていきました。何度かナラティブを作る準備をみんなと行ったのですが、この活動自体がかなり重い内容になるので(私が過去に隔週1時間でやった際には半年以上かかった)同程度の頻度で集まるこの活動では成果も出にくいので、このままやるのはちょっと厳しそうだなとなりました。

代替案として、ナラティブプロトタイピングの結果の成果物が「仮説キャンバス」になるため、ではみんなで仮説キャンバスを作ろうとなりました。

仮説キャンバスのかたちも市谷さんにより随時アップデートされています。
最新はこちらです。しかも「組織仮説キャンバス」という組織用になっています。

市谷聡啓氏のプレゼン「組織をシンからアジャイルにする MVP Edition」P58より

こちらもみんなでディスカッションして一つの組織仮説キャンバスを作っていこうとしたのですが、メンバーのKmatsuさんから、

「各々似たような課題感はある一方、背景、状況、仕事内容が異なり、共通点でandを取ろうとすると、抽象的な話になり「浅く」なってしまう気がする」(原文ママ)

という問題提起があり、メンバー全員がそうだよな…と納得しました。

そこで、各人が自分の組織仮説キャンバスを作る活動に変更し、それぞれが組織仮説キャンバスを描き出している最中になります!

本当は4月にまとまった成果をnoteに発信しようという話をしていましたが、もう少しかかりそうですし、まとまったものを出さなくても各人が様々なところでこの活動を発信していくのでも良いのではないか?となり、私も「本記事」で書いているということです。

詳しく書かれていて、私よりうまく状況を分析してくれているKmatsuさんの記事の方がもっと参考になるかもしれません。

ということで、また進捗があればnoteで発信していきたいと思います!

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