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お笑い界とサラリーマンで同じようなキャリアの現象が起こっている?

僕が今、猛烈にハマっているのが、「中田敦彦YouTube大学」という番組。
毎日アップされるのを心待ちにしている。

あのオリエンタルラジオのあっちゃんが、毎日動画をアップしている。
歴史から好きなもの、偉人伝、相方と語るなど、色々なコンテンツがあるのだが、そのクオリティの高さ、熱量がすごい。

特に、世界史と日本史。好き。
教科書の内容を、あれだけ分かりやすく、かつ飽きさせず、笑いを交えつつ、アツく語れる。これは教師にはマネできない。プロの芸人だからこそ、なせる技だと感じる。

ネットの世界は良いコンテンツであれば、急速に拡散される。
2019年6月現在、チャンネル登録者数は40万人を超えている。

一方で、テレビでの露出が減っているため、あっちゃんはテレビから干されたのではと揶揄する群衆もいる。

真相は本人でないと分からない。
ただし、本人曰く、「干された」という見解に対して、下記のような発言もしている。

「気持ちはわかります。テレビを干されたという理由でもないと、僕がビジネスをやることの辻褄が合わないんでしょう。テレビだけが芸能人の仕事の場だった時代があまりにも長かったから。
芸能人だって仕事の選択肢の一つに過ぎないし、質だってピンキリですよ。でもこの論調こそビジネスチャンス。これまでだって漫才の大会でリズムネタやっ「て、ネタ番組で歌ってといつも『何なの?』と言われてきた。
僕みたいなのが誰もいないから先頭走れるんです。あっ、先頭っていうのも足が速くてかっこいい感じじゃなくて、ただルート外れてるだけなので。ルート外れたら誰でも先頭になれるし大したことじゃないんだけど、でもちゃんと生きて帰ってくるっていうね。こんな感じで続けていきたいんですよね」(中田)

僕は、これが会社員の世界にも通ずる話ではないか、と感じている。

妄想込みで、オリエンタルラジオを会社員生活で例えると、こんな感じではないだろうか。

日系の大手企業(吉本興業)に就職。
早々に結果をだし、社内で表彰され、重要な仕事を任させる。(冠番組抜擢)
その後、浮き沈みはあったが、結果を出し続け、若手エースとして台頭。
そのまま社内で出世を目指す道もあったが、上のポジションが埋まっていること、社内政治でやりたいことができないこと、成果を残し続けることへの外野からのプレッシャー、などで悩む(←これは想像です)

一方で、大企業からスタートアップに転職して、輝かしい実績を残し始めた元同僚を目にする。(キンコン西野さんなど)
最初は他人事で見ていたが、Webメディアへの露出が増え、存在感が増してきて、焦り始める。

自分が活躍する場は社内だけではない、と気づき、スタートアップ企業へ転職。(テレビからYouTubeへ)

脚色ありにせよ、こういう構図なのかなと。


巷にもいるよね、「大手に勤めているのになんで辞めちゃうの」とか、「そんなよく分からない会社よく行くね」とか。

僕は、転職を5回くらいしているので、よく耳にした。
(でも人がどう思おうと、自分がどう感じるかなので、関係ないと、聞き流している)

さて、日本の成長を牽引してきた「終身雇用」「年功序列」の人事モデルが破綻していると言われて久しい。
「働き方改革」だの「副業」だのといった言葉がバズワードのように毎日聞こえてくるが、実際そうなっているのだと感じる。
というか、それくらい口すっぱく言わないと、硬直化した過去の成功モデル、思考を変えることは難しいのだろうな。

芸人の世界でさえ、似たような現象が起こっているということだ。
主戦場を他に変える、という手段だけではない。
芸人×〇〇というような、副業をして、本業に還元するようなパターンも出てきている。(グルメ×お笑い、の渡部のような)

ということで、芸人の生き方をみて、社会人生活にも生かしていきたいなと思う今日この頃なのである。

#キャリア #芸人 #スタートアップ   #転職   #YouTube #あっちゃん

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