スクリーンショット_2018-11-06_0

【ジャニーズ】滝沢秀明さんプロデュース:SixTONES『JAPONICA STYLE』MVのハロプロみが深い件

 近頃どういうわけか、ジャニーズウォッチャーになりつつある自分。男性アイドルにきゃあかっこいい!とはあまり思えない方向性の人間なのでファンではないものの、ファンの方々の言論状況を含め文化的にとても興味深いと思いネット記事や一部番組などを中心にウォッチしております
 まあ、小難しいことは抜きに正直言うと、関ジャニ∞の男子校のノリ(下ネタ含む)に共感できすぎて面白いと思ったのがきっかけだったり。これまでのジャニーズのイメージとは異なる存在だったのもインパクト大。一時期のクロニクルは狂ったように(同じものを何十回も)見ているので、局地的にはだいぶ詳しいかもしれません。
 とはいえ、渋谷すばるさんが脱退を発表して以降くらいからのウォッチャーですので、今回のMVについての記事で見るまで「SixTONES」を「シックストーンズ」ではなく「ストーンズ」と読むことすら知らないレベルで疎い、疎い。そんな疎い人間がこのSixTONES『JAPONICA STYLE』MVを見るとどうなるかを露呈させるのが今回の試みです。

 さて、ファンの方々からは大変好評なこのMV。サムネイルの時点でハロプロっぽくね?と思ったものの、検索しても誰も記事を書いてない!ので仕方なく書きます。したがって、概説的な部分は以下の記事をご参照くださいますようお願い申し上げます。
 ちなみに、つい最近までネットに出ない方向性でこられたイメージのジャニーズさんですので、ファンでもない自分は全般的にMVをよく知らず、ジャニーズの標準的MVは嵐の『Truth』だと思っているような人間が書いていることをご留意ください。INFINITY RECORDSのサイトで関ジャニ∞のMVが一部見られることも、この記事を書いている途中で知ったよ!

それでは、ざっくり参りましょう〜。

ハロプロあるある①:
 後ろからライト当てがち

 これはDA PUMPの『U.S.A.』がハロプロ界隈で話題になった際にも言われたことですが、サムネイルでも見られる最初のシーンがモーニング娘。'14『TIKI BUN』みを感じる....。いやむしろ、『U.S.A.』よりSixTONES『JAPONICA STYLE』のほうが『TIKI BUN』みが深い!というのが、このMVを見たときの最初の感想でした。

 ご参考までに、DA PUMP「U.S.A.」も。

ハロプロあるある②:
 MVの基本構成がダンスショット+ソロリップシーン

 これは、アイドルだからヴィジュアルを見せてなんぼ、ということなのかもわかりませんが、抽象的なモチーフで表現するというよりも、わりとずっと誰かしらが映る構成になっています。全員でのダンスとソロでの歌唱シーンが織り交ぜて繰り返されるような作りを見るともはや安心するレベルで見慣れた光景です。

ハロプロあるある③:
 屋上的なところでダンス踊りがち

 SixTONESの屋上ダンスシーンを見てまず思い出したのが、つばきファクトリーの『Just Try!』。そういや最近アンジュルムも踊ってた気がすると思って確認したらまさにでした。蒼井優さんとコラボしているあれ。ジャニーズさんは外だったら広大な大地なんかでロケを行うイメージだったので(関ジャニ∞『ここに』CM見た人並感)、ここでも謎の親近感、ハロプロ感。

 そんなこんなで、天才的なMVと言えるのがつばきファクトリーの『Just Try!』。屋上で踊っているだけでなく、サムネイルでわかるように後ろからライトも当ててます。

 非ハロオタの友人にSixTONES『JAPONICA STYLE』のMVを紹介したときにもハロプロっぽいと言われたんですが、わりとハロプロみが深くね?というのが総じての感想です。滝沢秀明さんプロデュースという記事を見るまでSixTONESの存在さえ知らなかった俺ですが、ハロプロっぽいな〜というだけでMVが見れてしまいました。
 で、こんなにハロプロっぽいのでもう何名か記事をお書きの方がいらっしゃるだろうと思って調べてみたものの、発見できず。どなたか滝沢秀明さんハロオタ説とか唱えてくださってたら読みたかったのになぁ、とか。冗談半分で思っておりました。
 そしてこれはめっちゃ余計な話ですが。先ほど「検索しても誰も記事を書いてない!ので仕方なく書きます」と申し上げましたけれども、「SHINOMETAL'18」なんていうふざけた名前で記事を書きつつ、アイドルを語るつもりもございませんで。それを言っちゃあおしめぇよって感じもいたしますが、いや〜、抵抗あるんですよね。趣味系。価値観とか考え方って人それぞれだし100人いて100人同じ感性とか逆にこわい)、他人の主観も自分の主観も同じように尊重されるべきだと思っているタイプなので極力ニュートラルに書きたいんですが、それがまじで難しい。から、黙るしかない!けど、わりと客観的にもハロプロみ深いって思えるっしょ?というのがこの記事だったりします。

おまけ:
 モー娘。っぽさを集めてみた

 ハロプロみと表現できるかはともかく、いろいろと想起させる要素は他にもあるんですぜ!ということで、おまけ。
 ①散ってる花びら→『花が咲く 太陽浴びて』っぽくね?

 ②部屋っぽいセット→『セクシーキャットの演説』みがある(?)

 下は(?)、さすがに(?)。ただこう、これだけハロプロっぽいMVだと他にもハロプロ要素あるんじゃないか、みたいな見方になってきちゃって、そういや『セクシーキャットの演説』で部屋のセットあったなぁとか思った次第。

 とりあえず、SixTONES『JAPONICA STYLE』のハロプロみの深さは伝わったと信じて、ここからは蛇足です
 あまりよく知りもしないものを批評するのは趣味じゃないんで、MVそのものを評価するのは非常に憚られるんですが、率直な感想を述べるとするならば、歌のミックスがかなり意外でした。ジャニーズさんて、嵐なり関ジャニ∞なり、メディアで流れているものを見る限りこういう韓流男性アイドルっぽいミックスはしないと思っていたので、それがこう、新しい感じがしたというか。あと歌に関して言えば、完全に偏見なんだけどジャニーズさんはこんなにファルセット使うイメージがなかった笑。ファルセットを入れられるってことは、歌がお上手な方々なんでしょうね。とはいえ、サビなんかを聴くと声がすごくジャニーズ的な感じがして、そのバランスも意外性がありました。なんだろう、ジャニーズさんの曲っていろんな方が作ってらっしゃるので、これぞジャニーズと思う音楽像が個人的には描きづらかったりするのですが、不思議と声でジャニーズかなってわかるんですよね。他のアーティストさんにない、女性向け?の甘い声って感じ。あれがボイトレの成果なのか何なのかはずっと気になってます
 またハロプロ抜きに映像について言うと、カメラワークがよき。全体的によく考えられているのももちろんのこと、カメラワークとセットの感じ、光の使い方やフィルターのかけ方が素直に上手い。このMVに限った話じゃなくなりますけど、いいなぁ俺もクレーンとかで撮影してみてぇよと思います。係的なものやお手伝いレベルでしか動画を作る立場にはありませんが、世界が広がりそう。さすがジャニーズさんと申しますか、予算と技術があるなぁと思いますね。滝川秀明さんはもちろんですが、脇坂侑希さんも要チェックなのでしょう。

 なんてことを書いている間に何度もMVを閲覧したわけですが、さっそく頭の中で流れ始めているという。ロックンロールは鳴り止まないっ現象ってやつですね。俺たち Japonica style〜♪ わびさび Japonica style〜♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?