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それでも僕らはヤってない

>>時田晃介(29歳)は大手住宅メーカーに勤め、充実した社会人生活を送っていた。この年になっても女性経験がないことが悩みの彼は、ひょんなことから、かつて想いを寄せていた同級生と再会する。昔と変わらない笑顔に、相手もまだ処女かもしれないと期待する時田だが…。『それでも僕らはヤってない』(著 村山渉)

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電車の窓横広告でこの画像とこのコピーが書かれてたのを覚えていて、家に帰ってググって調べたら、pixiv で試し読みができるみたいだったのでちょっと読んだら……面白いじゃん!


自分が汚れた大人になったとは別に思っちゃいないけれど、こんな童貞だった頃のピュアな気持ちを突きつけられると、少しぐらいはキュンとは来る(笑)


そうだ、こんな感覚は新海誠 監督の『Rain 言の葉の庭』を見たときにも感じたなぁと、ふと思い出す。


さておき。 『希望は過去にしかない』と言ったバルザックや三島由紀夫のように、ボクは人生を達観している自覚もないけれど、ここのところふと気づけばこうした青春時代の蒼き心情を綴った作品に心が留まってしまうのも事実なわけで、『こりゃそろそろ自分もヤキがまわり始めたのかもな…』と思う今日この頃である。

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『それでも僕らはヤってない』(著 村山渉)PIXV 
https://comic.pixiv.net/works/1619

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