きのうのジョー

横浜生まれ。小さい頃からスポーツ万能。10代は喧嘩とバイクに捧げた天下無敵のオレ様も2…

きのうのジョー

横浜生まれ。小さい頃からスポーツ万能。10代は喧嘩とバイクに捧げた天下無敵のオレ様も20歳の時のバイク事故で全てを失った。30代は女性問題・40代は会社設立と失敗に直面し、50代半ばを迎えるまで雌伏の10年を過ごす。が、ようやく暗闇から明るい光が差し込んできた…!

最近の記事

初めての愛車 SUZUKIマメタン①

スポーツ万能だった俺は高校にはサッカー推薦で入学した。 当然、入学前からサッカー部の練習に加わった。 そして一年生の時にすぐにレギュラーを獲得し、 毎週行われる他校との練習試合に汗を流していた。 そんなある日、サッカー部の先輩から、 『俺のバイクをお前買わないか?』と言われて、 『え?バイク持ってるんですか?』 『あぁSUZUKIのマメタン(50cc)だけどな』 『マメタン?知らないな?今度見に行ってもいいですか?』 『おぉいつでもいいぞ』 『じゃあ今日の帰りでもいいですか?

    • 男子高校の実態

      私立高校は各土地から生徒がやってくる為、 入学してすぐに争いが勃発する。 実はこれチカラ関係を明確にする大切な儀式のようなもの。 『おうコラ!なにガンつけてんだ!てめぇどこだ?』 と、あちらこちらで因縁をつけあってやりあってる。 ”どこだ?”と言うのは自分が住んでいる地元がどこで、 どのグループに属しているかって事。 俺はそういうのにまったく興味がなかったため、 知らん顔して平和な日々を過ごしていた。 ところがある日、事件が起きた! なんと俺に因縁をつけてきた野郎が現れたのだ

      • ○○学園高等学校 入学

        何とか無事に中学校を卒業して、 めでたく俺はある私立○○学園高等学校に入学した。 何故、男子高校を選んだのかと言うと、 当時、とても硬派少年であった俺は 『小学校、中学校と男女共学だっのだから、 三年間くらい男だけってのもいいかもな』と 思ってしまったのがそもそもの間違いだった! 入学初日、自分のクラスに入り、席についた時、 自分の愚かさに気づかされたのだ。 『な、な、何だこの光景は!』 何せ俺が驚いたのは真っ黒な学生服の男だけが 50人以上ずらりと席についた光景は とても異

        • まったく頑固な奴だぜ!

        初めての愛車 SUZUKIマメタン①

          強くてゴメン!

          俺がまだ15歳だった頃。中学生だった俺はサッカーとケンカに明け暮れた日々を送っていた。 中学3年のある日。小田原からひときわでかい男が転校してきた。 その男の名前は木下。 体もデカイが声もでかくて、田舎っぺ大将みたいな坊主頭をしていた。 俺は「なんか変な奴が来たな」と思っていた。 それから半年ほど経ったある日。木下が俺に文句をつけてきた。 「磯野さー、もう少し真面目にやれよ。みんな迷惑なんだよ」と。 頭にきた俺は「なに?今なんか言ったか?」と聞き返した。 すると奴は同じ言葉を

          強くてゴメン!

          誰に言ってんのか?

          強くてゴメンの記事中のセリフ

          誰に言ってんのか?

          誰に言ってんのか?

          闇と孤独と俺。

          真夜中に突然、目が覚める。 真っ暗闇の中に佇む俺。 一体、ここは何処なんだ? 俺はいったい何をしているのか? いつも自分自身を見失いそうになる。 この先が見えない不安、 ふと気がつくと、また孤独と言うかつての親友が隣に座って俺を見つめていた。 『よう。久しぶりだな。またお前に会うとはな。もう会いたくは無かったがまた暫くは宜しくな!』 奴はいつだって何も語らず、ただジッと俺を見つめているだけ。

          闇と孤独と俺。

          見知らぬ孤独な夜。

          見知らぬ国の見知らぬ街で、ひとり夕食を食べ終え、暇を持て余すように日本から持ってきた本に目を通す。日本語の懐かしさが目に染みて思わずジンとしちまった。何とかこの国に慣れようとしてはいるが、どうも中々しっくりこない。もしかするとこの国に俺の居場所はないのかもしれない。ならば早々に祖国に帰るべきなのか?ただ今更帰って何がある?覚悟を決めてこの国に来たのではないのか?頭の中で俺の細胞がグチャグチャに絡みあって助けを求めて彷徨い続けている気がする今宵の俺。こんな日はさっさと帰宅し、さ

          見知らぬ孤独な夜。

          The new chapter of my life starts again.

          The new chapter of my life starts again.