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子ども科学技術白書シリーズ(構成)

子ども科学技術白書は、科学技術振興機構が制作・発行し、全国の小学校に届けていた科学読み物です。いわゆる「白書」としての意味合いはうすくて、純粋な読み物だったりするので、途中から名前が変わっています。

いずれも、自分が直接制作しているのではなく、当時は科学技術振興機構側に出向し、制作担当として外部の事業者さんに発注する側の仕事をしていました。とはいえ、内容に対しては委員会や有識者の意見をきちんと取り入れていくことが不可欠なので、受注社さんに丸投げするのではなく、ページ配分をふくめた内容構成などは機構側で取りまとめ、調整しながら進めることになります。この部分を担当していました。

1つ作品に対して10人以上の識者から赤字が届くような状況です。それを統合・整理し、処理していく作業はかなり骨が折れましたが、先生らの指摘も、なるほどと感じる点も多く、ずいぶん勉強になりました。

また、委員会、監修者、制作部署、受注会社など関係者がとにかく多い中で、板ばさみになりながら、意見衝突などを解決していく日々は、ふだんのフリーランスではできない良い経験だったと思います。

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