シャボン玉は梅雨が楽しい
ver1.0_2014.6.8 update [投げ銭]値段があるけど払わずに読めます
1. 梅雨こそシャボン玉!
シャボン玉はいつでも楽しい。けれど、梅雨が近づいてくると、もっとテンションが上がる。なぜって、雨の日のシャボン玉は超長持ちする。かなり遠くまで飛ぶ。みなさんは知っていただろうか。知らなかった人は、ぜひ楽しんでほしい。僕は、子どもが生まれてから、やっとこのことに気づいた。
シャボン玉が「遠くまで長持ちして飛ぶよ」ってことは、写真ではなかなか伝わりにくい。けど、上の写真をよく見ると、かなり小さいものも遠くまで飛んでいることがわかってもらえるのではないだろうか。
ときどき市販で「割れにくいシャボン玉液」なども見かけるけど、あれは使っていない。僕の知る限りでは、ああいったものはシャボン玉の輝きがちょっと違う。あまり七色に光らないのだ。想像だけど、丈夫にするための混ぜ物によってシャボン玉のまくが少し厚いのだと思う。
2. 落ちても割れない
雨の日はあたりが水分でいっぱいなので、おもしろいことに、シャボン玉が落ちただけではちっとも割れない。おかげで、あたりはシャボン玉だらけ、シャボン玉の草原ができる。
これだけ一面シャボン玉になると、なんだか「こんなに洗剤をばらまいて大丈夫かい?」って気分にならないでもないが、ふだんのシャボン玉は割れて見えなくなるだけで、やってる量は同じなのだ。手元のシャボン液は10mlも減っていない。
シャボン玉が長持ちするのも、地面で割れないのも、おそらくは「濡れ手にあわ(泡)」って感じの現象で、シャボン玉の表面をつくる界面活性剤のはたらきが空気中の水分によって強固になっているのだろう。
そんな風に思うと、ざっくりと「わかった気分」になることはできるのだけど、実際の空中でどうなっているのか考えれば考えるほど、ふしぎに思えてならない。なにせ雨が降っているのだ。
なかなか割れずに飛んでいくシャボン玉たちは、風圧などで雨をよけてしまうのか? あるいは、突き抜けているのか? みなさんはどちらだと思うだろうか。
地面に残っているシャボン玉は、雨が突き抜けても割れないことを確認できた。空中のものは、雨もシャボン玉も透明だから、なかなか。僕が自分の目で見た限りでは、突き抜けているように見えたが……まだハッキリと見えたことはない。
次の雨こそ、しっかり見てやりたい。そう思うと、雨が楽しみだ。
晴れた日だと、こういう合体シャボン玉は写真を撮るヒマもなく割れる。
真ん中の六角形の影は、カサをさした自分。
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