側彎症とわたし

皆さんは脊柱側彎症という病気をご存知ですか?簡単に言うと、背骨が左右に彎曲してしまう病気です。

発症率は約0.7%と、そこまで珍しい病気ではないものの、認知度はまだまだ低いです。

コブ角という角が進行の度合いを表すのですが、10度以上で側彎症、40度以上になるとその後も進行する可能性があり、60度を超えたらほとんどが手術になります。

思春期の女子、特に痩せ型の方に多く、私が今まで病院で出会ってきた子もみんな痩せ型でした。

ここからは私の経験について話します。

まず、中学2年生の時の健康診断で側彎症を指摘されました。すぐに病院に行きレントゲンを撮って、ショックを受けたのを覚えています。ぐにゃっと曲がった背骨に、人の体ってこんなことになるんだ、と思いました。

そこから、コルセット療法の始まりです。

胸の下あたりから、足の付け根まであるコルセットを運動時、入浴時以外一日中つけます。痛いのなんの。

私は耐えきれず、夜寝る時しか着けられませんでした。早く進行して、60度とかに曲がって、手術した方が楽なんじゃ?と思っていたのです。

当時のコブ角は40度、この気の緩みもあり、約2年で20度進行してしまいました。

手術についてはまたおいおい書こうと思います。

読んでくださってありがとうございました(๑˃̵ᴗ˂̵)



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