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金時計が欲しくなった日(雑文)

とある時計メーカー様との仕事が始まる関係で、その会社が出している腕時計を調べまくっている。いままで気にしたことがないブランドだからとても新鮮。そして猛烈に欲しくなっている。時計って高いですよね。カメラと時計と万年筆は高い。そして全部好き。
で、色々調べていたら、革ベルトで金色のアナログ腕時計が目にとまる。品のあるおじいさんが好みそうな時計。それがすごく欲しいんだけどどうなんだろうか。革ベルトの金時計だぞ。まだまだ現役のつもりなのだけど色々。一気に落ち着く感じになりゃしないだろうか。でもすごく良いフォルムの金時計。悩ましい。

というように、今日こそ一歩も外に出ていないし誰ともしゃべっていない。ずっと仕事と時計探しばかりしていたから驚くほど話題性に乏しいわけだ。そんな時こそアジフライである。アジフライがどれだけ美味しいかということを朴訥と語ってその隙間を埋めてやろうかという気満々なのだけど、アジフライが好きっていう人がそこまで多くないことに薄々気付き始めている。先日もクライアントと昼飯の話をしていて(もっと話すことありそうだけど)、あそこのアジフライ定食うまいですよと言ったら、「あー」と言われた。「あー」だぞ「あー」。「あー美味しいですよねぇ」の「あー」じゃない。「あー」単体だぞ。何の感情がそこに宿ったんだ。わからないけれどその人は「あー」と言った。アジフライの「あー」かもしれない。「アジー」と言おうとしたのかもしれない。「味フライ」だと思ったのかもしれない。
わかった。「味腐乱」って聞き間違えたのかもしれない。だとそたら「あー」って言うかもしれない。どうだろうか。

12月に劇をやる。きょう会場を押さえてしまったのでやっぱりやらないというわけにもいかない。過去最大難しい創作に挑む。何をやるかは決まっていないんだけどね。もうやりたいことやらないと。今を生きなくてはいけない。明日があるさなんて嘘だと思った方がいい。過去を振り返れば後悔しかない。未来を語れば不安しかない。今しかない。

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