見出し画像

価値のある情報を繋ぐのは結局「人」なんだと思う

この記事は,石巻ハッカソンin生駒を開いた際に書いた記事の続きです.

もしよろしければこちらもお読みください.前の記事では,どちらかというとイベントレポートに近かったのですが,この記事では感想というか色々学んだことを書きたいと思います.

1.大事な情報は結局「人」が伝える

そもそも今回のハッカソンを行うに至った理由としては色々あるのですが,その一番の理由はイトナブ石巻の活動,石巻ハッカソンを関西にも伝えたいという気持ちが一番大きかったです.

どんなにインターネットが発達して,どんな情報にもすぐにアクセスできるとしてもそのきっかけを知ることがなければ重要な情報にたどり着くことができません.

4年間東北に,1年間関西にいて思ったのは,やはり距離は情報を分断してしまうということでした.

Google先生に聞けば「石巻ハッカソン」に関する情報はたくさん出てきます.しかし,関西の人は石巻でハッカソンが行われているとも思いませんし,知らなければ調べるきっかけがありません.

流動的に人が動くことによって,口コミを介して価値のある情報は普及していくんだと感じました.

僕自身,現在の進学先のNAISTを知ったきっかけも,たまたま学部時代の尊敬する先生が授業中にNAIST准教授時代の話をぽろっと話したことがきっかけでした.

イトナブを知ったきっかけもほんとにたまたまで(詳細は略),知るきっかけは結局なんでもいいんだと感じています.

でも,その情報を知る機会を作るのは人なんだなと思います.

今回の石巻ハッカソンin生駒をきっかけに,関西圏にもイトナブの活動が認知されたらすごく嬉しいです.反対に,Code for IkomaやNAISTの話を東北に持っていきたいなと思います.

2.地方にも挑戦したい人はたくさんいる

これは運営を始めたばかりの時の話.4月ぐらいから動き出し,まずはconnpassページを作りました.

小生,普段は大学院生なのもので研究や論文を書いているのでそんなにこのハッカソンにフルコミットできるわけではありません.

「論文書いたら本気出す」ぐらいのテンションであまり広報を4,5月時点では出来ていなかったのですが,すぐにある現象に驚かされました.

広報全然してないのに応募がめっちゃ来た

イベント運営をしたことがある人は驚きですよね.広報していないのに人が集まるなんて普通ではありません.しかもほとんど知らない人.一体何が起こった???

ハッカソン中にインタビューをしてみたのですが,驚きだったのがconnpassで「ハッカソン 関西」で調べたらヒットしたという声が本当に多かったことです.

ハッカソンに出てみたいけどハードルが高い,初心者だから不安という方がとても多く,そんな中このハッカソンを見つけて応募してくれたとのことです.

地方でも挑戦したい人はたくさんいる.当たり前なことなのですが,それを改めて認識するとてもいい機会にもなりました.

3.ハッカソンを行えたのは周りの人のサポートがあって

本当に基本的なことですが,これはとても痛感しました.

特に感じたのが,生駒はこのような活動にとても積極的に支援してくれるということです.

今回のハッカソンは,生駒市の公共施設をお借りしたのですが,市役所の方のご協力のおかげさまで非常にスムーズに施設の確保など準備が行えました.

僕のイメージでは,こういったイベントを行う時には特に市役所の方は厳しいイメージを勝手に持っていました(いえ,以前に被害経験あり...)

ですが,生駒市役所の方はポジティブな意味で違います.細かいご対応までしていただきありがとうございました.

他にも物品周りの運搬などを手伝ってくれた同期や,審査員を引き受けてくださったおふた方,情報を広めてくださった皆様と本当に関わってくださった方々には頭が上がりません.

まとめ

懇親会の際に「社内でも,有志でハッカソン開きたいと思います!!」とおっしゃってくださった方がいらっしゃいました.

素直にとても嬉しいお言葉でした.確かに地方は都市部に比べてイベントが少ないし,機会損失の差は著しいものです.

ですが,今回のハッカソンを通して「おもしろい」という言葉に何か惹きつける力があると感じました.反対に,都市部では無理でも地方にしか出来ない可能性もいくらでもあると確信もしました.おもろいものづくりをこれからも突き詰めたいです.

ここまでお読みいただきましてありがとうございます.これからも,いろいろな方法を交えて情報を発信していきたいと思いますので,よろしくお願いします.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?