妹と一緒に過ごしていた子供部屋に15センチくらいの黒い毛虫が出てきた。
よくみるとその毛虫は人面毛虫だった。
ニコニコ笑いながら部屋の中を探索している。
妹にハエ叩きを持ってくるように促す。
私はそいつから片時も目を離さずに睨め付ける。
妹が息を切らせながらハエ叩きを持ってきた。
「ねぇちゃん、そいつ殺すの？」
「うん、こいつ毒持ってるやつだから」
すると妹が少し悲しそうな顔をして「でも可哀想じゃない？」と言った。
「…ならあんたはあの毛虫に刺されてもいいの？可哀想ってだけで？それとも本当にあの毛虫を殺して欲しくないの？」
人面毛虫は私たちの殺気を感じたのかドアの隙間から逃げようとしている。
「嫌だ…刺されたくない！」
その言葉を聞くや否や私は右手に持っていたハエ叩きで人面毛虫を叩き潰した。
「可哀想って同情する気持ちもわかるけど、その言葉はあまりにも無責任すぎる。あんたは安全なところで、私には害がないはずって思いながらその言葉を口に出している。その言葉の後始末をする人がいるってことを覚えておいて。」
毛虫からは黄色い液体が流れ出ていた。

久しぶりにめちゃくちゃ体力を持っていかれる夢を見た。
人面毛虫の気持ち悪さと夢の中で自分が言っていた言葉にハッとしたので日記にしました。

いや、人面毛虫ってなに？！怖っ！！！（泣）