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第1回 晩夏合宿 in 丹沢


前回の南アルプスの甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳から少し間隔が空いてしまった

というのも、天気が良かったので本当は北アルプスに行きたかったのだが、就活の用事で大阪に行かねばならなかったりと色々忙しく、まとまった休日が取れなかったため時期を逃してしまった

おかげで最近のアルプスの天気は最悪だ


このまま天気が好転するまで何もしないのも癪なので、体力づくりもかねて丹沢行を計画

思い立ったが吉日、1週間以内の天気がよさげな日を狙って計画を立て、友人を誘うがことごとく撃沈

まあ1週間前とか3日前になって空いてるか聞く方がオカシイんですがね


そのため今回の計画もあっし一人登山



実はわたくし、丹沢を含む周辺の山にはほとんど登った事がない

ケーブルカーを利用した大山ハイキングと大野山ハイキングくらい


奥多摩と並んで日帰り登山入門の筆頭だと思うんですがね…



今回も訓練ということで大回り且、最もきつそうなコース、大倉尾根を含む周回を選択


この大倉尾根、通称バカ尾根と呼ばれているらしくバカが付くほど単調な登りの連続

それが高低差1,200m、標準コースタイムで3時間半続くらしい

訓練にはうってつけの場所である



今回のコース


大倉登山口~大倉尾根を経由~塔ノ岳~丹沢山~鍋割山~大倉バス停

標準コースタイム11時間25分の中々にハードなコース

この時もし時間に余裕があれば蛭ヶ岳まで足を延ばしてみようかと考えていました

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ひょ、標準コースタイム11時間25分…


装備は日帰り装備だけだと軽すぎて訓練にならないので飲料水2Lにウェイトとして+3.5Lぐらい余計に水をもっていきました

UL登山とか極限まで重量を減らしての登山が流行っていますが、装備の軽さにあんまり惹かれないんですよね

だってわざわざ登山という疲れることをしに行っているんだから、どうせならより重く、余計なものを持って行って疲れた方がいいじゃないですか

残念なことに、この持論は全く理解されませんが…




05:30 始発電車にて出発 


久方ぶりの始発電車

普段夜更かし人間で04:00寝、12:00起の生活を送っているため起きられるか心配だったが、全く無用な心配だった

何故ならいつものごとく全く眠れなかったから

それにしても始発ってこんなに混んでましたっけ?

社会人の皆さん、朝からご苦労様です


とりあえず新宿に到着し、そこから小田急線に乗車

小田急線も結構な混雑具合

一人場違いな重装備で視線が痛い…

08:30 渋沢駅 到着


丹沢の玄関口?渋沢に到着

ここから登山口まではそこまで離れているわけでもないため、本当はここから交通費節約のため歩いて行くことも考えたのだが、結局バスに乗車

電車で来て、時間的余裕もないので今回は文明の利器に頼りましょう

もっと混雑を予想していたのですが、登山の利用者は私を合わせて4人程

平日はこんなもんなんか?


09:00 大倉登山口 到着


大倉尾根は左に進みます

バスに揺られること20分ほどで大倉登山口に到着

登山口まではバス停からちびっとだけ歩きます

登山口の標高は約290m

塔ノ岳は1490mなので、ここから約1200m標高を上げるわけです
なかなかの苦行ですね

楽しくなってきた

軽い準備運動とゼリー飲料、水分を補給したらいざ出発~

もっと混雑することを予想していたんですがね
天気が微妙なせいなのか平日のせいなのか、すれ違う人、追い抜く人0

序盤は全く人に会いません

おかげで気兼ねなくペースを上げることができました

後ろから前譲ってください雰囲気出すの嫌じゃないですか

09:30 見晴茶屋

登山開始から30分ほどで見晴茶屋に到着

なかなかいいペースなんじゃないでしょうか

ここから追い抜く人がちらほら出てきました

天気は相変わらず曇天
天気予報では少し晴れる予報だったのに


肝心の登山道の方は木道だったり砂利だったり石道?だったり階段だったりと、予想外にバリエーション豊かで全然飽きませんでした

ただ景色がずっと森の中で展望は全く無い

登山道が広く人がほとんどいないので気兼ねなくペースを上げ、爆速で登ります


09:50 駒止茶屋 小休憩


ちょっと晴れてきた

塔ノ岳まであと半分のところで小休憩
1時間弱で半分は中々いいペースなんじゃないでしょうか

休憩ですが、あまり休みすぎないようにします

荷物だけ降ろして立ちながら水分とカロリーを補給
座ると疲労が余計にたまる気がするので休憩の時はあまり座らないようにしてます


それにしても暑い
標高が低いとこんなにも暑いのか

いつもの1.5倍汗をかいてる気がする

5分ほどの休憩で再度歩行開始


10:36 花立山荘 天気が…


11:00 塔ノ岳 登頂


ここまで丁度2時間

コースタイムでは4時間かかる予想だったまで非常にいいペースなんじゃないでしょうか

そして曇天 つくづく天気に恵まれない男である


そこまで疲労もないため休憩なしで一気に丹沢山まで足を進める

なんかガスってきた


11:50 丹沢山 登頂

展望 び、微妙

なんか予想外に時間かかったな~

雨も降って展望も皆無で塔ノ岳~丹沢山の間は、な~んにも覚えてません

当初は余裕があればここから蛭ヶ岳まで行こうと考えていましたが、そこまで時間的に余裕がないので断念

車で朝早く来てたら行けたな…

これが電車登山の嫌なところなんですよね
帰りの電車、バスの時間に追われる

休憩してたらちょびっと天気回復してきた

これ以上天候が回復することもなさそうなので引き返します

天気が少し回復したので稜線歩きが楽しくなってきた


泥?熊の糞? ちょっと恐怖した瞬間


12:45 塔ノ岳 戻


塔ノ岳も天候が少し回復していたのですが、写真撮るの忘れてました

まあいいか

ここから鍋割山を経由して下山します

人気のないコースなのかすれ違う人、追い抜くひと0


13:15 鍋割山


展望0


道もアップダウンが少ない平坦な道が続くので思う存分走ります

ガスってきて更にテンションが上がり馬鹿みたいに一人はしゃいで走った結果、30分ほどで鍋割山に付きました

鍋割山は鍋割うどんなるものが有名らしいのですが、展望もないし、食に全く興味がない私はスルーしてさっさと下山します

鍋割山以降は急な道もあり、そんなにスピードも出せず単調な道が続きます


そしてほんっとうに全然面白くないです

沢にちょっとテンションが上がる程度ですかね


沢!
沢!!
沢!!!
渡河でちょっとテンション↑


車道とも言えないようなちょっと整備された道になるとさらに面白味は無

急に胸像あってちょっとビビった The who?


15:00 下山


や~っと終わった

下りは本当に長く感じた

下りの感想は特になし

バスで渋沢駅まで戻りましたが、汗だくで電車に乗ると流石に迷惑なのでとりあえず風呂といきたいところですが、駅から銭湯までが微妙に遠い

車で来てたら楽なのに…

その後は電車で池袋まで戻り居酒屋で一杯
折角電車できてるんだから飲まないわけにはいかない

更に腹を満たした後は生意気にも行きつけのBarで一杯

池袋にある70’s Rockの音楽Bar Oasis
音楽とウイスキー
何とも言えない素晴らしさ



総括


ここまで6時間

早っ

とんでもないペースだな…

コースタイムが11時間ぐらいだから大体半分の時間で帰ってこれました

自己最高のペースなんじゃないでしょうか
誰かに褒めてほしいです

これだったら蛭ヶ岳まで行けたか?
ちょっと後悔


しかし久しぶりに重い荷物で山を走り回って良い運動と訓練になりました

後は天候がいい日を狙って北アルプスに行くのみなのだが…
ここの所マジで天気悪すぎる



次回は北アルプスでお会いしましょう

ではまた


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