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再開後3連敗からの3連勝。柏レイソルは何が変わったのか??

今回、初めてnoteを書きます、柏レイソルサポーターのじょにー(@johnny_reysol86)です。よろしくお願いします。

この記事では、3連敗から3連勝した柏レイソルに何があったのか自分なりの分析をしてみたので少し長いですが、読んでいただけると幸いです。

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圧倒的攻撃力で撃ち合いを制した第1節vs北海道コンサドーレ札幌から長期の中断を挟んで迎えた第2節vsFC東京

サポーターの僕も期待値MAX、リアタイで応援しました。しかし、結果は0-1の惜敗。ヒシャルジソンの退場も響いたレイソルはあまりいい所がないまま終わってしまいました。

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ホーム開催でしたがコロナウイルスの影響で無観客だった事も試合に大きく関わったかとは思いますが、FC東京の守備も固く、それ以上にレイソルの選手個人のコンディションが全く上がってないように見えました。

失点シーンも、苦手なコーナーから。折り返されて渡辺に押し込まれました。これは本当に悔しかったですね。


続く第3節vs横浜FC結果は1-3と横浜FCに13年振りのJ1勝利を献上したレイソルは2連敗。新加入呉屋大翔の移籍後初ゴールで1点を得ましたが、3失点を喫してしまいました。

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この試合もまだコンディションが上がってなさそうで、ホーム無観客だったのでかなり難しい試合だったと思います。失点シーンを切り取ると、前半、斉藤光毅にJ1初ゴールを許し、後半にも許すと、最後はフリーキックから悔しくもオウンゴール。同じ昇格組に負けたのはより一層悔しかったです。


そして第4節vs川崎フロンターレ。再開後2連敗、しかもいいとこなし。このタイミングで川崎と当たるのはほんとうに申し訳ないレベルでした(笑)

案の定1-3で敗れました。知ってた。(笑)

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前半は文字通り何も出来ず。コーナーから家長に先制を許すと、ビルドアップのパスミスを奪われて家長2点目。後半立ち上がりにもコーナーからダミアンにやられ、0-3。それでも選手交代から呉屋が2戦連続弾で1点を返しました。それでも反撃はここまで。

しかし、いい材料もありました。前半と後半でレイソルは全くの別のチームになり、コンパクトな戦い方ができていました。後半立ち上がりの失点が無ければまだいい勝負になったかもしれないです。勿体ない。


3連敗でホームに観客を迎えた第5節vs湘南ベルマーレ。ここからレイソルが本来の強さを取り戻します。

神谷のクロスにオルンガが頭で合わせ先制すると、PKでオルンガ2点目。松田天馬に1点返されるも、仲間隼斗の移籍後初ゴールで3点目。その後石原直樹に1点返されるも3-2で逃げ切って再開後初勝利をあげました。今季2勝目!

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岡山サポでもある僕にとって仲間隼斗のゴールはグッとくるものがありましたね。いや〜ほんと良かった。

コーナーからの失点は止まらなかったですが、何よりも勝てたことが大きい、そんな試合でした。


続く第6節vs浦和レッズ。ネルシーニョの誕生日のこの日、レイソルは4-0で快勝しました。 #残念そこは中村航輔 が連発し、攻撃陣はしっかり決めきって4得点。アウェー浦和戦で4-0なんてスコアは見たことがなかったです。

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家庭内ダービーだった僕はその日1日テンションが高かったと思います。(笑)

ゴールランキングとアシストランキング共に1位が柏レイソルでとても嬉しかったですね。(G:ミカ A:神谷)


そして第7節。鬼門ベガルタ仙台をホームに迎えての1戦。リーグ戦ではここ5年間勝てていない相性最悪の仙台相手に僕を含む多くのサポーターがネガティブになっていましたが、そんな不安も杞憂でした。結果は5-1の大勝。目を疑ってしまいましたね。(笑)

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この試合、前半途中に神谷が怪我で交代してしまいましたが、右サイドに入った瀬川が躍動しました。仲間隼斗とオルンガの3戦連発弾(ミカはハットトリック)、瀬川の1G1Aで5得点。ゲーム内容としてもほぼ完璧で、仙台に何もさせてなかったように思います(やはり後半立ち上がりに失点するのは頂けませんでしたが)。

これでリーグ戦3連勝。順位も7位と悪くない位置にいると思います(ちょっと川崎強すぎるけどね)。


では、ここからが本題。3連敗から3連勝したレイソルに何があったのか。

個人的な見解ですが、再開後の最初3試合はやはり選手のコンディションがかなり大きく響いたように思います。オルンガは特に体が重そうでしたし。変わって入った呉屋が2ゴール上げたのは好材料ですが、守備が悪いとやはり勝てません。レイソルはコロナウイルスの感染拡大を懸念して再開前にTMを一切行わなかったこともあると思います

それでもネルシーニョはこの3試合で強さを戻します。

まずはメンバー変更

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GKに守護神中村航輔。ディフェンスラインは右から古賀、高橋祐治、大南、三丸。ツーボランチにヒシャとキャプテンタニ。右に神谷、左に仲間、トップ下江坂でワントップにオルンガという布陣です。

まずはディフェンスライン。中村航輔のコーチングが飛びまくり、守備が安定します。CBに足下がある選手を起用することでビルドアップの安定感が増し、両サイドバックの縦への推進力が攻撃にアクセントを加えます。特に大南の縦パスと足の速さ、三丸のクロスには可能性を感じました。

次に中盤ですが、ワンアンカーにインサイドハーフ2人からツーボランチに変えます。そしてここにタニを置くことでビルドアップがスムーズにいくようになり、ゲームバランスが整います。本当にタニのポジショニングは抜群で、サッカー観戦初心者の方には分かりにくいですが要所要所でプレゼンスを発揮します。特にポジトラとネガトラの切り替えは本当に見事で、Jリーグ屈指だと思います。仙台戦ではヒシャに変わって三原がスタメンでしたが、この三原もまたポジショニングが素晴らしい。タニの負担が減ってプレーしやすくなると共に、三原自身も完璧なスルーパスでアシストを記録しました(あのスルーパスは鳥肌がたちました)。ツーボランチにしたことで、自分たちの時間が増えるようになったと言えます。

最後に攻撃陣。神谷のハードワークに正確なパス、仲間のチェイシングに全力プレー。目を見張るものは沢山ありますが、トップ下の江坂が本当にすごいです。自身のゴールは再開後ありませんが、江坂がいるといないとではチームが変わります。それだけ凄いんです。では一体何が凄いのか。それは、両足から放たれるパスセンスと、中盤でのプレゼンスにあります。両足から放たれるパスはミスがほとんどなく、抜群の位置に出すので得点に絡んできます(仙台戦2A)。これは分かりやすくていいんですが、後者のプレゼンスとはなんなのか。それは、速攻、遅攻ともに表れます。まずは速攻のときですが、素早く前線の選手との距離を詰め、ボールを受けるとすかさずスルーパス。これで決定機を演出します。そして特に凄いのが遅攻の時です。マイボールの時間に相手がブロックを敷いたとき、どのチームも攻め手に欠けがちですが、江坂がいると違います。両サイドに顔を出しマークを翻弄させると、味方との距離をコンパクトに保ちつつ絶妙なクロスを入れます。常にバランスを取っていて、観戦者側が「そこに出したらチャンス」と思うところにパスを通してきます。視野が広く、ピッチ全体を俯瞰できてそうに感じます。凄い。

守備もできる江坂が降りてくることでタニやヒシャ(三原)が少し高めの位置を取ることができるので、その結果得点パターンは増えます。再開後3試合では見られなかったサイドの崩しや、積極的なクロス、カウンターを完結させるなど、多種多様な攻撃を持ち合わせるようになりました。相手ディフェンスはどこから来るか分からない攻撃なんて嫌ですよね。仲間や江坂が中に入ってきたりするので、ミカも動きやすくなりますし(コンディションも上がってきました)。

このメンバーに加え、控えには呉屋、戸嶋、クリス、サヴィオ、瀬川、ザキさん、ジュニオールサントスと錚々たるメンバーが揃ってます。これは楽しみ。

それにしても3連敗からメンバーの最適解を見つけて3連勝するネルシーニョは流石としかいいようがないですね。名将です。70歳のお誕生日おめでとうございます。お体にはお気をつけてください。

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というわけで以上、レイソルの3連敗から3連勝の僕の個人的見解を述べさせていただきました。やっぱりJリーグがある日常は最高ですね。毎日が楽しいです。

コロナの感染も拡大してます。皆さんどうか万全の対策をして日々気をつけてお過ごしください。

ここまで読んでくださりありがとうございました。よかったらシェアしていただけると嬉しいです。

それでは、また次回の更新でお会いしましょう!

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