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1年で上へ27

 リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231124
 タイミングが遅くなりました。当ブログでもよく取り上げた金沢さん、残念ながらJ3へ降格となりました。頑張っておられたんですがねぇ。成績は上手く上げれなくても、クラブの事業内容は、この記事にあるように付加価値の高いものでした。地域に根差した立派なクラブだと個人的に思っています。地元岡山のホーム最終戦で見せた、J2最下位とは思えない戦いっぷりは見事だったと思っています。
 J3降格に際して、ネットでいろいろ金沢さんに関する情報を収集しましたが、当ブログ好みの情報はなぜか少なったですね。今回の降格劇が何となく淡白な印象でした。

【J2金沢の最下位とJ3降格が確定…柳下正明監督「(進退は)最終節に言います」】
「ツエーゲン金沢は、2-2で9位の大分トリニータに引き分けた。12戦未勝利となり、リーグ最下位とJ3降格が確定。最後まで気迫のプレーを見せて会場を沸かせたが、8月6日以来の白星を挙げることは出来なかった。試合後、ゴール裏サポーターに挨拶すると、大きな拍手と声援が送られた。」
「J3降格が確定したが、クラブ側からの説明や挨拶、取材対応は無し。記者会見で進退について問われた柳下正明監督は『辞任して責任が取れるとは思っていない。(進退については)最終節に言いますが、こういう状況で今シーズンを最後までやらせてもらい、クラブには感謝している。結果を出せずに申し訳ないと思っています』と振り返った。」

出典:スポーツ報知

 磐田さんでJ1の3大タイトルで2度の優勝という、立派な実績がある柳下監督が率いておられたので、金沢さんは調子を上げて行くのかなと思っていましたが、現実は厳しかったですね。長期政権となった金沢時代の7期はすべて2ケタ順位でした。今季は開幕4連敗と苦しみ、3度の4連敗と1度の5連敗を喫しました。柳下監督は堅守を生かして、簡単にボールを失わない粘り強いスタイルで安定したサッカーを展開してきたとありましたが、今回退任されました。

【ツエーゲン金沢J3降格 経営悪化おそれ 入場料減収、戦力維持課題に 柳下監督「7年間良い思い出」】
「J1、J2よりも収益規模の小さいJ3では、入場料収入やスポンサー収入が減少し、経営環境が悪化するおそれもある。来年2月には、クラブが新たに本拠地とする金沢スタジアムが供用開始となるため、整備を進めた金沢市も動向を注視する。」
「チームは今季、序盤から低迷。J2に昇格した2015年以降、初の降格となった。J3は上位リーグと比べ、収益規模が小さく、総売上高はJ2の3分の1ほどだ。Jリーグの発表では、22年度のスポンサー収入のクラブ平均は、J2が8億4600万円に対し、J3は3億5800万円。入場料収入の平均もJ2が1億7500万円に対し、J3は5200万円だった。」
「ツエーゲンも来季、戦力維持と収入減少のバランスを取りながらのかじ取りが求められる。運営会社の米沢寛社長はシーズン報告会で株主に協力を求め、『チームを安定的に支えるためにも、この財政難に立ち向かいたい』と強調した。ツエーゲンの今後に、金沢市も関心を寄せる。市が約82億円かけて整備を進める金沢スタジアムが、来年からホームとなるためだ。
 スタジアムは天然芝で、年間利用日数は60日ほどと想定。うち約20日がホーム戦に使われる。チームの運営会社も共同事業体として指定管理者に加わっており、施設の利用促進に向け、大きな役割を担う。市の担当者は『歴史あるプロチームとしてのノウハウがあるはず。自主事業を積極的に行うなどして盛り上げてほしい』と話している。」

出典:読売新聞

 J2沼もあるでしょうが、J3沼というのもあると思います。元J1の山雅さんしかり、J1に近づいた北Qさんしかりですね。大分さんのようにすぐにJ2に復帰されたクラブもありますが、讃岐さん、鳥取さん、富山さん、岐阜さんなど地元岡山に存在が近かったクラブがなかなかJ2に戻ってこられません。
 そして、J3シーズンとなる来季、金沢さんにとって大きな出来事があります。それは新スタジアムの使用開始です。当ブログが昔から口にする「新スタジアムになると成績が大きく低迷する」というジンクスがあります。北Qさん、ガンバさん、京都さん、長崎さんなどなど。例外の広島さんという存在もありますが。ネーミングライツがゴーゴーカレーさん。岡山の店舗にもたまに食べに行きますよ。

【24年2月誕生の金沢スタジアム、愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」】
「ゴーゴーカレーグループは18日、金沢市が新たに供用を始める『金沢スタジアム』のネーミングライツ(命名権)優先交渉者に選定されたと発表した。愛称は『金沢ゴーゴーカレースタジアム』で、契約期間は併用開始から5年間。命名権料は年額3,111万円。
 金沢スタジアムは、石川県金沢市磯部町の金沢城北市民運動公園内で金沢市民サッカー場を再整備している。地上4階建、延べ床面積1.9万m2で、収容人数は約1万人。北陸初のJリーグ規格を満たすフットボール専用スタジアムとして9月末に完成し、24年2月ごろの併用開始を目指す。来シーズンからは、J2・ツエーゲン金沢の本拠地となる予定。」

出典:Impress Watch

J2金沢公式HP「スタジアム」ページ:https://www.zweigen-kanazawa.jp/kanazawa_studium/tour.html

J2金沢公式HP「スタジアム」ページ:https://www.zweigen-kanazawa.jp/kanazawa_studium/tour.html

 略称は「ゴースタ」になるのかな。正式な名称は「金沢城北市民運動公園」で北陸初のJリーグ規格を満たすサッカー専用スタジアムだそうです。写真を観ると、ホーム側のゴール裏に客席が設置されてなく、違和感を少し感じましたが、これはJ2仕様でJ1に昇格したらもう1面増やして1万5,000人にする方針との事。市の予算(総工費約80億円で格安)の都合もあってこの規模に落ち着いたそうです。
 さあ金沢さん、ぜひ1年でまたJ2に戻って来て欲しいと思います。新しいホームスタジアムのゴースタで、J2再昇格を決めてください。そういえば、B3リーグでも金沢武士団さんも最下位でもがいています。頑張ってください。
J2金沢関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230425
  〃   ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230323
  〃   ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230121
  〃   ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230120
  〃   ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220730
  〃   ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220319
  〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210716
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210415
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210303
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141118
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061001
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