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ボランティアの力292

 リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240107
 地元J2岡山のボランティア活動の現場で、J1仕様化なのか、次第に有償スタッフが占める割合が増えてきており、改めてJクラブにおける市民ボランティアの在り方を考え始めている訳ですが、noteを観ていたら、横浜FCさんで面白い事例を見つけたので、リスペクトさせていただきます。横浜さんのボランティア組織は「ゲームスチュアード」(5回参加ごとに、観戦チケットがもらえるんですね)です。よく読むと、大学生のインターン生を意識した内容ですが、公式noteにボラの活動レポを発信する事自体素晴らしいと思っています。

【横浜FCサポートスタッフ活動レポート】
〔①横浜FCサポートスタッフとは〕
「ホームゲームを中心として、サッカークラブにおける最大限の価値を提供し続ける仕事をぜひその目で確かめ、皆さまのキャリア選択の参考にして欲しいと考え『横浜FCサポートスタッフ』として学生インターンシップの受け入れを行っています。
 また、ニーズの多様化した現代社会において、『スポーツの価値』をどのように届けるか、スポーツに強い想いと熱意のある学生の皆さま、サッカーに限らず、『スポーツ』の仕事に興味がある学生の皆さまとともに、チャレンジ精神と成功体験を育むコミュニティを目指しています。」
〔②2023年10月ホームゲーム活動レポート〕
10月21日(土) 2023明治安田生命J1リーグ 横浜FC🆚FC東京
10月9日(月祝)2023プレナスなでしこリーグ1部 ニッパツ横浜FCシーガルズ🆚ASハリマアルビオン
・活動前の意気込み
・活動の振り返り
・次節以降どうしたいか?
〔③インターンシップ生プロジェクト〕
「インターンシップ生の目線で6カ月を掛けて改善プロジェクトに取り組みます。2023年下半期の1つ目のテーマは、ニッパツ三ツ沢球技場を満員にするための『集客改善』、もう一つのテーマは、お客様満足度を向上するための『運営改善』です。
集客改善プロジェクトおよび運営改善プロジェクト
・活動の目的や趣旨
・10月の活動内容
・活動の振り返り
・次月以降の活動予定」

出典:J1横浜FC公式note

 具体的なところは、項目のみ細かい内容は省略させていただきました。また中身をご覧ください。3つのステップ(説明会、インターンシップ、振り返会)を通してJリーグクラブの仕事を体験する『短期インターンシップ』と、時間を掛けて、仕事とコミュニケーションの粒度を細かく学び、社会人としての経験値を育む『長期インターンシップ』のプログラムを提供しているとか。この学生さんは、トイレやキッチンカー等待機動線には改善の余地があり、他にも改善できるところを見直すとあります。頼もしいですね。

【2023年11月 横浜FCサポートスタッフ活動レポート】
〔①2023年11月ホームゲーム活動レポート〕
11月25日(土) 2023明治安田生命J1リーグ 横浜FC🆚湘南ベルマーレ@ニッパツ三ツ沢球技場
・活動前の意気込み
・活動の振り返り
・来シーズンに向けて
〔②ニッパツ横浜FCシーガルズ 2023シーズンを振り返って〕
・活動を振り返って
・来シーズンへ向けて
〔③インターンシップ生プロジェクト 集客改善プロジェクト〕
・活動の目的や趣旨
・11月の活動内容
・活動の振り返り
・次月以降の活動予定」

出典:J1横浜FC公式note

 この学生さんはなでしこリーグの試合(普段と違う会場)を担当されましたね。入場口を担当して、来場者動線を課題と感じ、入場口と再入場口を2つのレーンに分ける入場口レイアウトの改善を提案されたとか。
 大学名、氏名をきちんと公開しておられますが、そこまではなかなかできない事なので、素晴らしいと思います。当ブログ主体で、昔OSS委員会公式ブログを運営して、投稿を分担していましたが、それぞれHNでやっていたので。
 内容的にはインターンの学生さんのレポートになりましたが、学生さんの目線でボランティア現場をよく伝えていると思います。昔から取り上げていますが、ボランティアメンバーのSNSレポといえば、山雅さんのTEAM VAMOSさんが第一人者ですね。特にJ1では有償スタッフ中心になりがちな中、横浜さんは大事に学生ボランティアを取り扱っています。後援会があるクラブでは、ボランティア組織が傘下に入り、J以外の試合をサポートする場合も多く、地域の公共財の一翼を担う大事な存在となっています。ゲームスチュアードさん、これからも頑張って下さい。インターンの学生さん、これからもレポ投稿を楽しみにしています。
J1横浜FC関連: / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
#がんばろう石川・能登



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