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【宮古島旅行記】宮古島移住したい気持ちは恋心に似ている

宮古島モードでお送りする第3弾。今回は、宮古島に魅了され、移住したいなと思うようになったお話です。

宮古島へ移住したい

南の島あるあるかもしれませんが、今回初めて宮古島へ旅行したことで、そのあまりの美しさ、ゆったりした時間、過ごしやすさに、

「もういっそのこと移住したい」

そう思う私がいました。事実、宮古島で触れ合った人の中にも移住組の人がいて、若くして移住して、現地の人と結婚した人もいれば、娘さんに連れてこられたことがきっかけで、60歳を過ぎて、移住してきたご夫婦もいました。そんなご夫婦の元に居候する青年もいたり、色んな住み方もあるんだなぁと知りました。

ホリエモン曰く、これからは地方の時代だそうです。というのも、どこにいてもネットが繋がる時代で来年には5Gになり、必ずしも都心にいるメリットはほとんどない。強いていうなら、美味しい飲食店が集まっている、ということくらいだと。事実、ホリエモン自身も、ロケット事業で打ち上げを行っている北海道の大樹町という所に住民票を移しており、都内にいるのも月の半分以下だそうです。確かに、地方に住んで、必要な時に都心に出る、という逆旅行的な生活もアリかもしれませんよね。

実際に移住するかどうかは別にして、移住する妄想は自由です。なので、移住したらどんなことをしようかなど、あれこれ妄想していました。
ただ、実際に移住するということはどういうことでしょうか?
いざ移住するには、いくつか問題があります。

宮古島の良いところしか見ていない

旅行に行くときは、大抵その土地の観光名所に行ったり、良い所を見たり、美味しいものを食べたりするものですよね。コラムのタイトルにもありますが、私にとって宮古島は、海も綺麗で天の川も見えて、とても素敵な所で、言うなればスタイル抜群で気も合う才色兼備の美人って所です(笑)そりゃそんな人と一緒にいたら、男なら好きになってしまいますよね。そう、私は宮古ちゃんが好きになってしまったわけです。

しかし、実際に宮古島で暮らすとなれば、今の生活ほど便利ではなく、Wi-Fiも弱い(笑)、基本的に年中暑い。それでも、夏の気温は関東よりも5度前後低いので、リアルに避暑地になりつつあると言えます。まぁ、紫外線は暑いですが・・・。他にも、台風もよく直撃したり、その台風も本土で経験する威力とは桁違いでしょう。実際、旅行を終えて宮古島から帰った後、ニュースで台風9号が宮古島を襲った映像を見ましたが、風速50メートル近い暴風なんて、今まで経験したことはありません。現地の方に聞いても、そういった危険はつきものだし、台風が来た時なんかの被害は相当なものだそうです。

ただの恋愛なら、お互い好きでいればいい話かもしれませんが、移住するといことは「結婚」のようなもので、好きなだけでは解決しないのではないでしょうか?
相手がどんな問題を抱えているのか。好きだけでは片付けられない所はどんな所か。どんな仕事をしていて、どれほど収入があるのか。また、どんな家系なのかなどなど、いざ結婚するとしたら、色々見る所や考える所があると思います。

簡単に結婚できないように、安易に移住するというのも、恋愛で付き合い始めのラブラブな状態の勢いだけで決められるものではなく、あくまで旅行モードで非日常生活であるということを、自覚した上で、冷静に考える必要はあるのでしょうね。トラベラーズ・ハイには気をつけたいですね(笑)

移住するということは、今の生活を捨てることになる

移住は結婚のようなものと述べましたが、実際に宮古島のような離島に移住するということは、今の生活を捨てることに近いです。宮古島に嫁ぎに行くようなものですからね(笑)親の地元の天草でも、その地域のしきたりや独特な村社会の人間関係ということもあって、天草に移住するとしたら、そのしきたりに従わないと生活していけません。

このコラムを読んでくれている方の中に、宮古島へ行ったことがある方はどれだけいるでしょうか?
宮古島が、どのような所で、生活するにはどんなルールがあったり、今の生活とはどんな違いがあるかを知らなければなりません。
まぁ、観光地でもあり、夏には本土から一ヶ月間くらいの住み込みバイトに来ている人も多くいます。なので、完全に余所者感はないとは思うので、どこぞの村よりは暮らしやすいかもしれませんが、宮古島は今建設ラッシュで、不動産が高騰し、マンションなども建設に来た職人の方達が借りていて、空室はほとんどないそうです。これから建設が進み、今回味わった宮古島とは変わって行く所もあると思いますが、移住すれば、観光者を受ける側にもなるので、観光に行く今の立場とは逆になるので、そういうことも考えなきゃいけないですよね。

現状にそれほど不満がない

宮古島は、本当に美しくてのどかなところなので、まさにスローライフそのものです。
忙しない生活をしていて、常に何かに追われて生活しているような人にとっては、夢のような楽園ではないかと思います。
なので、現状に不満があってスローライフを望む人からしたら、そんな時に宮古島に旅行に行ったら、すぐにでも移住しようと動かれるかもしれません。

では私の現状はというと、すぐに移住したくなるほど不満はありません。それもあって、移住したい気持ちはあっても、冷静さも持ち合わせられています。また、私は保育カメラマンをしていますが、今の私にとっては、子供達の笑顔の方が、宮古島のよりも価値があるということですね。

それに、今後結婚して家庭を持てば、状況も変わってくるので、実際に移住するとしたら、もっと先になるかもしれませんが、移住しないにしても、いつでも行きたい時に行って居たいだけ居られる状況の方が、わたしには合っているかもしれません。なので、まだ当分先になるような移住のことを考えることより、経済的、時間的自由を確立できることを考える方が、今の自分には合っているようです。

とにかく、宮古島は移住したくなるような素晴らしい場所だということです。もし宮古島に行って、トラベラーズ・ハイになって移住したくなったら、ここに述べたことを思い出してみてくださいね(笑)

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