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やりすぎ都市伝説とPSYCHO-PASSの類似性に衝撃

「信じるか信じないかは、あなた次第です」

あくまで都市伝説ですが、都市伝説も昔に語られていたような、口裂け女とか、トイレの花子さんというようなネタになるようなものではなく、より現実味があったり、陰謀論とか人類の未来がどうなるかなど、決して一笑に伏すことはできないものになってきております。

特にミスター都市伝説・関暁夫が取り上げるテーマは、人類創造の秘密に迫るものや、人類の未来を予期するような、壮大なテーマであることが多いです。私は、決して彼を支持するつもりはなく、むしろ好きではないんですが(^^;、嫌いだから無碍にするには勿体無いことだとは思います。所詮は「信じるか信じないかはあなた次第」なので、関氏がいうことも、私が言うことも、受け取り方は人それぞれにお任せします。

トランスフューマニズムは、既に『PSYCHO-PASS』で描いていた!?

今回関氏が取り上げたテーマは、「トランスヒューマニズム」と、「AI」が「New World Order(新世界秩序)」となり、「新時代の神」になり得ると言うものでした。
語ると長くなりそうなので簡単に進めたいと思いますが、「トランスヒューマニズム」とは、脳や記憶データさえあれば肉体を必要としないと言うもので、既にその研究も進み、近い未来には『マトリックス』のように、仮想世界を生きているのがあたかも現実世界を生きているように錯覚し、肉体(脳)は現実世界にいる、と言うものです(一部では、私たちの世界そのものが仮想現実という意見もある。)

さらに、「AI」「神」になるとはどういうことでしょうか?
イギリスはAI先進国だそうで、既に警察にも導入され始めていて、AIによって犯罪を犯しそうな人を未然に逮捕してしまうような「未然逮捕」というものが現実になるかもしれません。

これで一つ思い浮かぶのは、昨年フジテレビで放送された『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』でテーマになった、未然に犯罪を防ぐ未然犯罪捜査システム、通称「ミハンシステム」というものが使われましたが、AIを全面的に使って、犯罪をする前に食い止める、ということが描かれましたが、かなり現実味を感じました。

そして、AIによる管理のさらなる先の世界を描いたのが、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』です。

『PSYCHO-PASS』に関しては、神アニメランキング虹見式!で取り上げたコチラのコラムをご覧ください。コチラに、AIに統制された社会の顛末や、問題点を言及しています。

『PSYCHO-PASS』は、約100年後の未来を描いており、そこは「シビュラシステム」という管理システムに統制されており、犯罪を犯す人の心理を数値化し、「犯罪潜在数値(サイコパス)」と称し、実際に犯罪をしていなくても、規定の数値を超えるだけで、犯罪者扱いとな理、逮捕することができる。また、「ドミネーター」という、サイコパスに反応する銃によって、数値を計り、犯罪を未然に防ぐことができ且つ、犯罪者を処理することもできるのです。

現在イギリスが推し進めているAI捜査の行き着く先は、『PSYCHO-PASS』のような「AIが神」となり、人類を裁くような世界だと思われるのですが、それが理想的なものなのか。『PSYCHO-PASS』を観たら、またはコラムを読んでいただいたら、決してそうではないと、思うはずです。

アニメが先に発信することで、世の中を先導している

『PSYCHO-PASS』は2012年に放送され、これから新作が制作されるそうなのですが、「近未来」という設定で、AIが導入され、統制されるまでに至った社会を描いています。これは、アニメならではの、予言的な現象なんです。

「ドラえもん」にしても「鉄腕アトム」にしても、当然その時代には存在することなく、作家による空想の産物です。しかし、実際に今「ドラえもん」や「鉄腕アトム」が開発に取り掛かっていたりするのですが、実写ではなくアニメとして空想を形にできることで、現状ではあり得ないようなことを描くことができます。むしろ、アニメで描くことで、現実が引っ張られて、あり得なかったようなことがあり得るようになっているのです。例えば、メッシやイニエスタ、ジダンなど、世界のトップスターは、『キャプテン翼』を読んで育ったそうです。『キャプ翼』といえば、トンデモサッカーですが、Jリーガーが必殺技のシュートを実験してみたり、大空翼に憧れてプロになったりもしたそうです。

こうやって、アニメだからこそ、空想やあり得ないことを描けるのですが、それによって、現実が引っ張られるのです。つまりアニメは、「予言」とも言える、世界を先導するものだとも言えます。

やはりそれは面白いから、「あんなこといいな できたらいいな」ってことだと思うんですよ。ほとんどの子供はアニメを見て育つと思いますが、アニメは子供心に強烈な印象や影響を残します。そして、アニメとは「予言」であり、「世界を先導するもの」ということだと思うんです。もっと言えば、「アニメ」というより、「作者」こそが「予言者」と言えるかもしれません。

神アニメのポテンシャル

今回の『やりすぎ都市伝説』を観ても、「絶対零度のあれね」とか「『PSYCHO-PASS』はもっと先行ってるやん」と私は思ったわけです。ハリウッドが来たる未来の衝撃に備えるように映画を作っていると言われるように、アニメも、実際に起こり得る未来を描いていることは十分にあり得ます。

私は神アニメ研究家と名乗っていますが(笑)、「神アニメ」には、人類の未来や、人間の本質が描かれています。アニメに興味がない人でも、私のコラムを読んでいただけたら、その作品の本質は掴んでもらえるのではないかなぁ〜と思って宣伝してみたりします(笑)

「信じるか信じないかは、あなた次第です」と言いますが、どんなことでも、信じても信じなくてもいいと思います。もっと言えば、信じても信じなくても良くない、というか、私のスタンスとしては、信じもするし信じてもいない。真実がどうであろうがどっちでもいい、と思ってます。神がいようがいまいが関係ない。神がいなくても困らない。ただ、実際に、AIが新時代の神になるのだとしたら、そうなっても自由に自分らしく生きていけるような自分で在りたいとは思います。

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