詩の書き方

「いい詩」の書き方


まず第一に、心から自分を晒せるようなお友達は1人もいてはいけません。

親だけは信頼する事にして、あとは画面か額縁の中の美女の絵にばかり気持ちを膨らませましょう。

そうすると、ふと喉が渇いたり、トイレに行きたくなったり、散歩に行きたくなったりして、席から立ち上がって部屋の中を歩き回るうちに、すぐ自分が一人ぼっちだという事に気付けます。

極上のワインを醸造するワイナリーがカビを被った暗い貯蔵庫に樽を保管するように、あなたも薄暗い部屋で埃を被るくらいジーーっと、言葉と詩を醸さなければいけません。

あなたの我儘な寂しさと惨めさと、幼き日の自分を殴りたくなるようなあの日の万能感の裏返しとしての今の無力感と、時々降って湧く馬鹿な怒りのそれらを、ギューッと捏ね固めて細く長く伸ばしましょう。

そして真っ白で平たい台の上に適度な長さに切っては並べて、しばらく乾くのを待ちます。

程よく乾いてから、丁寧にヤスリがけをします。時間は夜、それもうんと深い夜がいいでしょう。あなたがヤスリで磨く音が、きっと一番あなたの耳に届く時間です。

ここでピカピカになるまで磨く奴は2流です。なんでって?そういう真面目な完璧主義者は詩なんか書いてないで、さっさとマトモに働いた方がいいからです。夜はきちんと寝て朝日と共に目覚め、健康に会社に出勤するべきなんです。当たり前でしょう?

こうして良い詩はできあがります。簡単ですね。

挑戦したい方は是非挑戦してみて下さい。

午前四時三分。



いい「詩の書き方」


 詩は心の言葉とも言われます。ですから良い詩を書く為には私たちの心そのものをきちんと整えて、「良い心」を育んでいくのが大切ですよね。

 では「良い心」とは何でしょうか?実は心というのは、目に見えないようでいて、私たちの身体と非常に深く、直結しているんですね。

 つまり、「良い心」を作るには「良い身体」、健康な身体と心を作る必要があるわけです!

 健康な生活は、規則正しい生活リズム、栄養バランスの摂れた三食の食事、適度な運動、人との交流、そして何より、「心の栄養」となる幸せな気持ちや体験をたくさん摂取する必要があります。

 考えてみたら当たり前ですよね?詩というのは心の言葉なのですから、結局は心が満たされて物事を美しいと思えるようにならないと、そもそも素敵なアイデアなんて浮かびやしないんですから。

 心を美しくして、美しいものを見て、体験して、そうして美しい言葉で紡いで、世界のどこかにいる沢山のあなたの詩を待っている読者たちの下へあなたの詩を届ける。

 そして、詩を読んで美しいと思える心、これもまた、いやこれこそが、詩を通して得られる美しい「良い心」そのものなんです!

 さぁ、皆さんも、是非、まずは健康的な生活をして、美しいものを見て、美しい言葉を紡いで、世界中の人々と「詩の心」を伝えあいましょう!


 ・・・え、はい?「その『美しい言葉』はどうやって考えるんだ?」


 ・・・。


 素晴らしい質問です!私は感激しました!実は「美しい言葉」というのは、正に美しさの塊、結晶な訳ですから、つまり!美しい物や美しいこと、世界中の詩人たちの美しい詩を読めば、おのずと湧き出てくる魔法のようなものなんです!!

 というのも、今まさにあなたが質問された「美しい言葉」というのも、実は美しい言葉の1つなんでs・・・・・・。

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