キタニタツヤ「ちはる」の感想

「ちはる」のMVとキタニさんの朗読を聴かせていただきました。

私は、春というと、黄色、黄緑色、ピンク色を思い浮かべます。
ちはるの歌詞には、アイスブルーという言葉が出てきます。アイスブルーが何に例えているのか私にははっきりとはわかりませんが、きっと、春の空色なのかなと思いました。
私は、黄色は菜の花、黄緑色は春の植物、ピンク色は桜を見ると春を感じます。
キタニさんは、何を見て何を感じて春が来たなと思いますか?

キタニさんの「ちはる」の朗読は、とても優しい声でした。国語の現代文で、よく先生が、心を込めて読み上げているそんな光景を思い出しました。
朗読で、キタニさんのちはるさんの声は、とても暖かくて、ちはるさんの旦那さんの声は、とてもシャイな感じがしました。

私は、「ちはる」という曲を聴いて、歌詞を読んで、春が来た様子を描いているのかなと思いましたが、MVを見て、朗読を聴いて、〝死〟についても含まれていることに気付けました。

私の祖父は、私が高校2年生の頃に亡くなり、人生で初めて、亡くなった人の手は、氷とはまた違う、血が通わなくなった冷たさでした。185センチもあった祖父が、埋葬されて、遺骨になった姿、そして、袋に遺骨を入れて紐で結ばれ、小さくなった祖父を思い出しました。あの頃は、私は高校2年生の3月、そして、4月から高校3年生の受験の年に近かった時期でした。ちょうど、季節は、春ですね。

今は、ちょうど10年経ったと思います。今、私は、28歳になって、大人になって、祖父の死を消化できるくらい大きくなって、そして、「ちはる」という曲を聴いて、MVを見て、朗読を聴いて、祖父との死について思い出しました。

〝死〟について、思い出すって辛いと思うのですが、それ以上に、祖父との時間って楽しい事ばかりの思い出があって、亡くなって辛かったけれど、楽しくて、嬉しくてたまらなかった思い出が蘇ります。


キタニさん、この曲を作って下さってありがとうございます。
MVも朗読も素敵でした。

まだ、書き足りないほどで、もっと曲について語りたいのですが、今回は、「ちはる」という曲で、私が感じたことを書きました。

キタニさんは、今とてもとても忙しいと思いますので、しっかりと寝て、食べて、きちんと休める時には休んで、体調を整えて、無理せずに過ごして下さい。

最後まで読んでくださってありがとうございます。それでは
Have a nice day

キタニさんのファンより

今、Youtubeで、期間限定で、「ちはる」という曲のMVとその曲の元になった小説「立春の暖風」をキタニタツヤさんの朗読で見れます。ぜひ!

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