いまや、オーラスは有馬記念ではなく、ホープフルステークスだというのに、いまいち盛り上がりが足りないのはなぜだろう。子供の少年野球の応援歌に「もりあがりがかけてる、もっ」というのがあるが、まさにあれ。
　しかし、今回は、第二のコントレイルが出てくるかもしれないし、ワシは個人的には今年のホープフルは面白いと思う。
　しかし、ゴンバデカーブースの名前は読みにくいね。この馬とシンエンペラー。どちらに土がつくのか非常に楽しみですよね。できれば同着であってほしい。

一、新馬戦寸評
新馬はある意味、近走よりも重要。
①シンエンペラー
スタートよし。首差し高く遊びながら走る。道中も本気ではなく、遊んでいる感じ。ラスト200くらいから、横山武史が追うと、よく伸びて二着に差をつけて勝つ。楽勝。
②ゴンバデカーブース
好スタート。そのまま逃げて押し切る。ラストは名手レーンの鞭にこたえてよく伸びた。この新馬戦、レベルが高く、5着までが未勝利を勝ち上がっている。マイルの時計も34秒台で優秀。新馬の段階でかなり完成度は高い。
③レガレイラ　行き脚つかず後方から。３コーナーから、まくってゆき、粘るセットアップを交わし、差を広げて一着入線。これは強い。しかも、二着のセットアップはこのあと重賞を勝っているわけだから、レガレイラの能力はかなり高い。
④ヴェロキラプトル
首差しが高く大飛びな馬。スピードがあり、スタートすんなり先頭。そのまま逃げ切る。個人的にはかなり強くなるように思えた走り。
⑤センチュリポンド
新馬はウールデュボヌールの三着。逃げたウールデュボヌールが、スローに落としたところ、進出し、ラスト3頭合わせになり、三着。この時点ではウールデュボヌールよりは力は下と思ったが。
⑥シリウスコルト
新馬は福島で上がり最速。中団から差し切る。若干小柄に見えるけど、バネのある走り。人気にならないので、馬券的には面白い。