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2日目/高知県立美術館

グッドモ〜〜〜〜ニング☀
昨日入念に支度をしたおかげで、朝の時間に余裕があった。えらい!歩いて20分くらいのカフェにモーニングを食べに行くことにした🤾

昨日はずーっと雨で残念だったけど、今朝は昼にかけて雲が晴れて、街がよく見えるようになった。周りを見ながらお店に向かってると、カラフルな外壁の建物が多いことに気がついた。初夏の日差しに、雨上がりで道にまだ水が残ってるときのキラキラもあってすごくきれい〜散歩楽しかった〜

プロパンガスのフリをしている電柱
山に雲がかかっている
たまたま例の場所を見つけた!ここだったんだ〜

例の場所、とはアンジュルムサブリーダー川村さんが上京のための夜行バスを待っていた場所。

いいからこれを見てください。

それがこうだもんな〜すごいや


さんななCafe

トーストがぱりぱりもちもちでとんでもなく美味しい!!
店長のお母さんにお土産のおすすめを聞いたら快く教えてくれた。居心地良かったからもっとゆっくりしたかったけど〜次!

宿に戻ってメイクと身支度を終わらせ、高知駅に荷物を預けて県立美術館へgo🎶恩師からコレクションが良いですよと聞いていたので楽しみだった。

それで!雨予報だったのになんだか天気がいいので!自転車を借りることにした!!

きもちいい〜〜🍃🍃
一人旅行の良いところは急に計画の変更ができること。もし友達と来てて、友達がスカートだったらこうはいかない。

スーツケース引いてるときに気がついたのですが、市街地は自転車ユーザーが多いからか、どんな些細な横断歩道でも自転車が道に乗り上げやすいように、縁石の一部が滑らかになっている。これのおかげでケツが守られたと言っても過言ではない。

青い!
青い!
青い!

建物がとにかく素敵だった!
エントランスと中庭みたいな吹き抜けに水が張ってあって、非常に涼やか。

古代ギリシャ建築と日本の蔵がモダンにミックスされたような造り。建物のなかに座るところがたくさんあってそれも好印象、かつ助かった。


イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき


昔花瓶が欲しくてサーチしていたときに知ったフィンランドのガラスメーカー。
展示内容は会社創設以来の歩み、年代ごとの作品の特徴・製法の解説、お抱えデザイナーそれぞれの紹介など。作ってるのは主に食器、グラス、花瓶、キッチン用品。どれも生活に溶け込む実用性がありながらユニークな可愛いデザインで、これがアイデアの力だ〜と思った。戦後のあまり豊かではなかったフィンランドで人気になったというのも納得。

手前のは昔使われていた木型。
ここに熱したガラスを吹き込んで形にする。

真ん中が腐って空洞になった切り株みたいで格好良い。でもこの型のモチーフはフィンランドの湖🤭

生活用品のほかアートグラスという分野でオブジェなども沢山作っていたみたいで、これがすっごく素敵!鳥!かわいい!!!

一羽一羽適当に作っているわけではなくて、きちんと全部にモチーフになる鳥がいて、羽の柄が再現されている。この着色の技術がものすごい。羽毛のふわふわちゃんとわかるもんな

あと工房の様子もたくさん流れていた、メイキング映像大好き!職人さんを写すカメラワークや演出が格好良くて、思わず休憩場所にあった図録で名前をチェックしてしまった。Anton Sucksdorff氏、ホームページを見つけたので貼っておきます。帰ったらゆっくり調べよう。


シャガールと石元泰博のコレクションも良かった。どっちも撮影不可で残念😔

シャガールが描く羊だか馬だかロバだかわからない生き物!良い《ダフニスとクロエ》の連作はアウトラインとか色の境目がふわっとしてるものが多かった。そんな中でクリアに表情が描かれているのもあって、訴求力に目がきゅ〜となる。

石元泰博の方はガラス製品や陶器を写した写真展。メーカーからの依頼で撮影した、医療用ガラスや工業ガラスの作品がとにかく格好いい。カタログに載せるものというより、広報のためのビジュアルだったみたいだから製品全体が写ってるわけじゃないんだけど、その切り取り方がすごい。プロが使う道具っていいよね〜〜
アンプルとかビーカーとか細かいものを散りばめた作品が特に好き。構図とライティングだけがすべての演出、どシンプルな平面構成のパンチ。

スタッフの方も親切でとても素敵なところだった、また来たいな

ゆったり見てたら山の向こうから雨雲がやってきてしまった。まだタスクが全く終わってないので自転車爆漕ぎ。自転車用レーンもあったりしてとても走りやすい。

お寿司🎶

海鮮が苦手。
小さい頃進んで食べた記憶がほとんどない。どれくらい 海鮮 を知らないかと言うと、つい最近人に「ホタテって貝柱の割にはデカくない?」と聞いたりしたくらい。デカすぎないですか?

でも最近、質の良いものなら結果食べららるということに気がついたので、漁業県に来たときには積極的に食べて慣れるようにしている。良い経験値を積みすぎて、地元で食べられるようなものを舌が受け付けなくなる、という可能性も、ありますが。
鰹の塩たたきもここで食べた。美味しい〜〜〜!!!まっったく生臭くなくてふわっふわ!
当たりの柄が出るとその皿が無料になるというシステムの店で、頼んだ2皿目で引き当てた。 旅行者、甘やかされてますか?嬉しい。

お土産の芋けんぴをゲットして、急いで高知駅まで戻る。小雨が降り始めたところで到着!返却時間ぴったり!徒歩と公共交通機関だと危なかったかも。ラッキ〜〜

そういえば、この日借りたマウンテンバイク実は乗るのが初めてで。シティサイクルしか乗ったことなかったから、体の前に脚を上げて降りようとしてしまって、あとはわかると思うんですけど、見事に倒れ そうになって。危!!!!!
どうしてチューブに脚がぶつかるまで分からないんだ。計3回倒れそうになって死ぬかと思った。後ろに脚を上げて降りる方法も、体が硬かったら普通に無理だった。やったことないことには慎重になったほうがいいですよ。

その後は2日目の宿を目指してひたすら移動。移動移動移動。バスも電車も地方らしい本数なので待ち時間がとてももどかしい。そのへんを完全に甘く見ていて、行くはずだったレストランを急遽キャンセルした。とても残念。不甲斐ない。
地方に来ると少ないタイミングを逃してはいけないという計画性と、うまく行かなかったときの諦めを教わることができます。

無人駅からの眺め、海がうねってるみたいだ

一時間バスと電車を乗り継いで香南市の住吉荘という民宿へ。とても気さくで親切な女将さんが出迎えてくださった。食堂を独り占めして遅めの夜ご飯。

食べ終わって外に移動するとき女将さんがやってきて「ドアのところカメムシがすごいのよ、いやになっちゃうわ〜」と話しかけてくれた。それで私も見に行ったら ぎゃ〜〜〜〜 という感じで。でもまあどうしようもないし女将さんと一緒にぎゃ〜と言いながら部屋に戻った。

これ女将さんめっちゃ優しくないですか?あとから考えてやっとわかった。
このどう見ても自然豊かな環境に慣れてない小娘が、びっくり嫌な思いをしないよう、一緒になってカメムシを怖がってくれたんですよ。夜になると虫が寄ってくるなんてあれだけ緑に囲まれていれば当たり前なのに。
すごいな〜すごいな〜と思いながら寝た。

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