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2024/4/16 いざ、広島⑧ いざ、高松、徳島

昨日は今日に備えて早めに就寝。
しかし2度寝を繰り返し、少し寝坊。

3日間お世話になったゲストハウスを後にしてまず福山へ。乗り換えて岡山、高松へ向かう。

駅のうどん屋さんのうどん。
隣のマダム達が「丸亀製麺っていうのは本物の讃岐うどんとは言えないものねえ」と言い合ってた。うどん県民のプライド、痺れた。

うどんは美味しかった。美味しすぎて持ってたキャリーケースを忘れて店に出たくらい。笑える。ひとりで良かった。
丸亀製麺を久しく食べてないので比べてどうこういうのは私にはわからん。

今年の3月末にできたばかりだという高松駅直結の商業施設へ。

立ち飲みバーにて和三盆ラムという四国生まれのクラフトラムを飲む。アルコール45%ストレート。久しぶりのハイアルコール。美味しかった。お店のお姉さんが綺麗すぎて照れながら飲んでた。

少し散策したいなあとコインロッカーを探す。すぐ見つかったが、受付の方がいる方式のコインロッカーだった。受付にはおじさんがひとり。

何しに(高松)来たん?と訊かれる。うどん食べに、と私。ここでおじさん、私がこれから昼食だと勘違いした模様。大きくため息をつき、「もううどん屋は(時間的に)遅いんよ。玉切れになってまうから」などぶつぶついいながら一枚の紙を取り出すおじさん。タメ口と少し強めの口調に身構える私。

拡げた紙には可愛らしいフォントで「うどんMAP」の文字。再度ため息をつきながら、「まあ、ここやなあ」地図に赤丸してくれた。「それかここや」また赤丸。「でももう時間も時間やしここにしなさい」と最初の赤丸を再度指差すおじさん。おお。良い人やん。ぶっきらぼうに見えて世話焼きのいいおっちゃんやん。和む私。「そのあとは?どうすんの?」とさらに質問するおじさん。「徳島に行きます」と私。おじさん再度ため息。「徳島…いうたら…バスか…」なんと香川のおじさんが徳島への行き方まで教えてくれようとしている。「徳島のどこ?」「鳴門です」おじさん再々度大きなため息。「徳島と鳴門は違うんよ」どうやら鳴門は行き方が複雑らしい。受付から出てきて窓の外を指差す、「あそこに観光案内所があるからあそこ行って訊きなさい」とおじさん。ありがとうございます!と私は若者らしく元気に返事をしてまずはうどん屋に向かった。

いやあ、面白い。四国の人っていい意味で癖があって面白い人が多いなあ、と思う。

本当はもうお腹いっぱいだったのだけど、せっかく高松まで来たのだからうどんのはしごをしてもいいかもしれない。

岡じまといううどん屋さん。観光客よりは地元のサラリーマンが多く訪れるお店。釜揚げうどんを食べた。これで冷うどんもあったかいうどんも両方食べれたことになる。ラッキー。

その後はいつものように(?)海へ。

ぼーっとする。

電車の時間が近づいてきたので、再度コインロッカーへ。おじさんに、美味しかったです!と言いたくて足取りは軽い。

だがしかし、おじさんは昼休憩なのか違う女性の方が受付に。美味しいです、は伝えられなかった。

まぼろしじゃないよね?

あのおじさん、実在するよね?

トトロに会った気分。

その後は鳴門駅へ向かうために特急うずしおへ乗車。

なんと特急だと知らず特急券も買わずにSuicaで乗車。車内で切符を購入。ご迷惑おかけしました…

鳴門へ行くには徳島の池谷駅で乗り換える必要がある。先ほど車内で買った切符、車掌さんに「どこまで(どの駅まで)行かれますか?」と訊かれて、そこで鳴門駅まで、と答えた方が良かったのかもしれないが動揺した私は特急うずしおの停車駅(つまり乗り換える駅)「池谷駅まで」と答えてしまっていた。

だから池谷駅に着いたら一度改札をでて、鳴門駅までの切符を買わないとなあと思っていた。


のだが、池谷駅、なんと無人駅。そして券売機がない!!
無人駅は北海道で経験あるが券売機がないのは初めて。え?どうしたらいいの…途方に暮れる私。

そこにタイミングよく地元の方が。尋ねる。すると車内で切符を買うといいですよ〜と快く教えてくれた。
僕も最初戸惑いました〜とまで。優しい。

“自分も最初わからなかったんですけど〜”みたいな、これ言ってくれる人に悪い人はいない気がする笑

お兄さんの助言通り無事乗車、切符購入。

ローカル線。ものすごくローカル線。好き。

鳴門駅までは15分ほど。
この時点で移動の疲れを自覚。約1キロ先のホテルまではバスで行こうとする。

しかしここでも、困りごと。Googleマップに表記されたバスの路線名がバス停にない。私パニック。そうこうしているうちに、Googleマップ表記時間ぴったしにバスがくる。
おそらくコレだろうな…と思いつつ、同じく停留所で待っていた方に尋ねる。

良かったあってた。

バスで二駅の距離だったんだけど、このバスで合ってると教えてくれた方が「次の停留所だからね」とわざわざ車内でもカウントダウンしてくれた。

気持ち的には初めてのおつかい気分。いい大人ですが…

四国の人の優しさが骨身に染みる。

ホテルへ無事到着。

アットホームな宿。

スーパーで食料調達。本日終了。

本日の内訳

移動費 ¥7000くらい
うどん ¥1000
コインロッカー ¥500
立ち飲みラム ¥1200
スーパー ¥3000

合計 ¥12700

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