2024/4/13 いざ、広島⑤ 尾道、向島
昨日は早めに寝たので今日は朝5時ごろ起床。
鬱々として眠りについたものの、朝になればいくらか頭はスッキリしている。
朝ごはんは昨日の残りのお好み焼き。
腹を満たしていざ出発。
まずは広島バスセンターへいく。
その道中、母親くらいの世代の女性に話しかけられる。
「あの、大変申し上げにくいのですけども、わざとだったら申し訳ないんですけども…」
え、新興宗教の勧誘?と構える私。
「あの、服にタグが…タグが見えてて…」
私、羽織の服を表裏逆に着ていた。それを教えてくれたのだ。なんと!
すみません、すみません、(疑って)すみません。助かります。ありがとうございます。
あらゆる感謝の言葉を思い浮かんだ順に口にした。
幸運。一期一会。
服を表裏に着てる人なんてめったに巡り会えないだろうけど、たとえばリュック開いたままの人とか、開いてますよって声かけるのって結構勇気いりますよね。
あの女性の方はとても丁寧に低姿勢で声をかけてくれて本当に感謝しかない。
もっと妄想すると、土曜の朝にキャリーケースを引いている女性(私)をみて、あら旅行かしら、楽しい旅行なのに服が表裏だったら本人可哀想よね…とか思って声かけてくれたのかもしれない。
感謝。一期一会。
そんなこんなでバスに揺られ尾道へ。
車窓からは雄大な山。緑。
1時間半ほどで尾道に到着。暑い。夏の暑さだ。
とりあえず、インスタで見たLOGというカフェに向かってみる。
カフェはたくさんある。きっとどれも美味しくて居心地良さげ。
にしても坂が多い。毎秒登山しているよう。
猫の細道も歩いてみた。
尾道第一猫発見。
意外と猫はいない。うじゃうじゃではなく、ポツン(寝てる)……ポツン(寝てる)という感じ。
猫の細道の先を歩くと猫カフェが見つかった。
入店するか迷う。だがしかし。
野良の猫を探しにきたその手で飼い猫を撫でていいのか…と変な反骨心(猫に罪はない)
それにしても暑い。堪らずレモネードを購入¥450
ここにも猫。
尾道の印象としては「怖い」がある。
人々の営みが近すぎる怖さ、自然が近すぎる怖さ。崖崩れかなにかで崩壊した住宅が生々しくそのままで残されていたり。
もちろん街並みとしての美しさは強くあったのだけど怖いなとの印象が強く残った。
その怖さから道を引き返したりも何度かした。
あととても嬉しいことがあったのが上の写真。
ツバメ(下)とツバメの巣(上)
初めて見た。ツバメも巣も。
レモネード屋さんのそばにめちゃくちゃ気になる看板があったが、調べてみたらもう閉業しているみたい。
連絡船に乗り向島へ。その名の通り尾道の向かいにある島。船で5分もかからなかった。乗船料¥100
北海道の内陸育ちの私にとってはこんなに気軽に船に乗れるのがとても嬉しい。
揺れはほぼなし。
近くで見る海は澄んでて綺麗。
向島は観光地として賑わう尾道とは違い、静かだった。どうやら尾道から向島を繋ぐルートは2つあるらしく、今日私が乗ったルートは観光よりも日常使いが多いほうのルートだったのかも。
ふらふら歩く。海を見てぼーっとする。
喫茶店のような店は何軒かあったが何故か休む気にならず、再度尾道へ。
暑い。冷たいものを食べるか…と思っていたのに何故かラーメンを食べる。
かの有名な尾道ラーメン。
と言いつつ恥ずかしながら初めて存在を知った。
鶏ガラに瀬戸内海の小魚のダシをあわせた醤油ラーメン。あっさりしつつも背脂のミンチがあることで旨みと満足感がある。北海道のちぢれ麺が大好きな私だが、尾道の細ストレート麺もとても美味しかった。
ラーメンは飲み物。一心不乱にいただく。
塩分・水分・栄養全てをチャージし、再出発。
かの有名な尾道美術館へ行こうと思い立つ。
しかし再び、尾道の道が怖くなり引き返す。無念。ロープウェイやバスを使っていけばよかったな。
本日宿泊のゲストハウスへ移動。
近くのスーパーで鰹のたたきを購入。
ガリを乗せて食べるとめちゃくちゃ美味しかった。
広島で食べるカツオのたたき、めちゃくちゃ美味しい気がする。鮮度なのかな。わからん。
あと尾道駅で購入した瀬戸内みかんエイルと広島せんじ肉を食べる飲む。
本日終了。
本日の内訳。
広島から尾道 ¥2000
コインロッカー ¥300
レモネード ¥450
尾道ラーメン ¥770
尾道からゲストハウス ¥200
お土産 ¥1600
スーパー ¥1600
合計 ¥6920
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?