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テクニカルトレード 超入門

みなさん、ごきげんよう。今日から数回に分けて、初心者向けにテクニカルトレードについての記事を書いて行こうと思います。

とは言っても、私が具体的にテクニカルトレードの指導をするわけじゃなく、このやり方はよかったよ!とか初心者はこの本を勉強するといいよというようなことを、みなさんにお伝えできればなぁと思います。

私もトレードを初めて8年くらい経つのかな?はじめは、株も何もわからないので、とりあえず、仕事しながら、移動の時にラジオ日経を聞いて語彙を覚えました。そして思ったのが「自分には財務諸表を読むのは無理だな」、「ラジオなどを聞く以上に会社の情報を得るのも無理だな」と、ファンダメンタル分析は自分に向いてないのを悟りました。

そして、ラジオ日経を聞いていると、ファンダメンタル分析はできなくても、テクニカル分析、チャート分析をすれば、まったく財務諸表も会社分析もしなくても、利益を出すトレードができることを知って、そちらにのめりこんでいくことになります。

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは値動きそのものを分析する

テクニカル分析とは、会社の業績や財務諸表などを一切考慮せず、株や為替、先物の価格そのもの、そしてその変化をチャートを用いて分析するものです。株や為替の値動きは、よく”酔っぱらった水夫”と揶揄されることがあります。酔っぱらって右に行ったと思えば左に行ったりする。早く歩いたと思えば、急に止まったりとまったく予想がつきません。そのフラフラの水夫の動きにも一定の法則があるのではないかと分析するのがテクニカル分析です。

テクニカル分析の長所

財務諸表、業績などのめんどい分析は不要
ニュースなどの、プロと差のつく情報源に頼らなくて済む
短期トレードには最適
システム化しやすい
・上げ下げどちらの分析もできるので、買いでも空売りでも戦える。
・基本、同じテクニカル指標、同じパラメーターで株、為替、先物すべてが 分析できる
過去のチャートとテクニカル指標を使って、練習ができる。

テクニカル分析の短所

・ありとあらゆるテクニカル指標があり、どれも長短あり、混乱しやすい
・必ずしも当たるとは限らない
・突然の大きなニュースに弱い
・出来高の少ない小型株にはテクニカル分析は向かない
・テンバガーなどの大化けする銘柄はテクニカルでは発見できない
・長期の予想にはあまり向いていない。

解説

まず何と言っても、財務諸表、決算書などが読めなくてもトレードできるということですね。

次に、プロは我々の知らない情報も専門機関を使って、我々よりもずっと前に情報を得ています。おそらく、我々がニュース聞いたころには彼らは手仕舞いするころでしょう。テクニカル分析は、価格そのものの分析なので、情報量という点でプロとまったく同じに戦えます。

あと、長所の最後に書いてある、練習できるっていうのが、あまりやっている人は少ないですが、大きな利点です。数年前からのチャートを引っ張り出して、右側を隠し、テクニカル指標(ローソク足や移動平均線など)を見ながらここで買い、ここで利益確定、ここで損切りなど練習ができるのです。これは非常に大きいです。私も、毎日、10年前くらいからのチャートを出し、右側のローソク足を隠し、1本ずつ表示させながらここで買い、ここで空売りと練習しています。練習で勝てなくて本番では絶対に勝てませんからね。

短所で特に説明すべきところは、小型株に弱いというところですね。出来高が少ない、つまり、少しの大口の買いや売りで極端に値が動く株だと、テクニカル通りに動かないことが多いということですね。私も、トレードするのはJPX400日経225に採用されている大型銘柄のみのトレードを心がけています。

今回の記事はここで終わりです。次回は、初心者おすすめの書籍を紹介しながら、初心者テクニカルトレーダーの気をつけなければならないことについて解説します。

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