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8月28日の日経平均先物のテクニカル分析

みなさん、ごきげんよう。それでは今日も週刊テクニカル分析をやっていきたいと思います。ジャクソンホールでのパウエル議長の講演の後、株価がかなり下がりました。大きな陰線を引きましたね。

私のようなテクニカルトレーダーはパウエル議長が何を言うかは問題ではありません。市場がどう反応して、チャートがどうなったが重要なんです。とはいうものの、パウエルが利上げ継続を言うのは普通考えられていたもので、相場は織り込んでいると思っていましたが、正解は値動きに表れるので、それを見ていきましょう。

日経平均先物の週足チャートです。2週連続陰線です。そして、一番大きいのが、上昇のN波動のネックラインを少し割ってきたところですね。安値を割っていないので完全ではないですが、上昇のN波動が否定された形になりました。これを見て、大きく上昇すると思ってた私の考えも少し否定されてしまいました。ただ、相変わらず、短期、中期、長期の並び順でパーフェクトオーダー。200週EMAも一番下にあって右肩上がりなので、まだ上昇の目はなくなってはいないと思います。

日足チャートです。大きな上昇のN波動のネックラインを割って、20日EMAを割ってきました。自分にとってはこれは大きな想定外でした。パウエルさんが何を言うかは気にしてなかったんですが、おそらく20日線とN波動のネックラインで跳ね返って上がってくると思いましたが、これは否定されましたね。ただ、週足同様、短期、中期、長期の順番で200日EMAも右肩上がりなので、チャートとして上昇トレンドの形が崩れているとは言えないと思います。そして、まだ価格が20日EMAと40日EMAの間にあるので、ここから反発して上がれば、通常の上昇トレンド継続となります。そして天井売って下げ始めて9本目。9、17、25、33、一目均衡表の時間論でこの本数で転換が起こりやすいというものもあります。

とにかく、明日、週明けの月曜日。間違いなく、窓を空けて大きく下がって始まりますが、そこから、大きく価格を下げて陰線になるか、買い戻されて陽線になるかがポイントです。さすがの強気の私も、価格が40日線を割ったら、買い玉を手仕舞います。結構上がると煽っていましたが、下がる可能性も出てきたので、まずは謝罪したいと思います。でも、まだ上がると思っていますよ😅

ちなみに前に書いた上昇トレンドの値幅調整の図をもっかい出しておきますね。


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