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8月14日の日経平均先物のテクニカル分析

みなさん、ごきげんよう。今日も週刊テクニカル分析を張り切ってやっていきますよ。6月くらいに底を打って上がり続けている日経平均ですが、大きな節目を超えましたので、少し詳しく分析していきます。

日経平均先物CFDの週足をいつもより、期間を長めに表示しています。

週足はコロナ暴落から2021年くらいまで上げ続けそこから横ばい、そして下落してきました。そして、2022年3月に200週線でサポートされて、ずっともみ合いを続けていました。

そして、直近のチャートを見ますと、波動の形が”W”になっているのがわかると思います。このような形をWボトムといいます。波動がWの形をしているのがWボトムのように思われますが、WボトルはWの文字の真ん中の価格(ネックライン)を超えて、Wの一番左の高値を超えて初めて完成します。そして週末の大きな大陽線でWボトムが完成しました。

移動平均線もほぼ、20週線が40週線をうわ抜けてパーフェクトオーダーになりつつあります。日足に続いて、週足も完全に上昇トレンドに入りました。日足、週足、月足とすべてパーフェクトオーダーに入りましたので、これはビッグトレンドになる可能性がたかくなってきました。

日足はもっと顕著に出ていますよね。もともと、小さいWボトム、小さい上昇のN波動は出ていたんですが、一番左の高値を超えたことによって、いわゆる、大局のWボトム大局の上昇のN波動が完成しました。

Wボトムはトレンドの転換を示唆するシグナル。上昇のN波動は安値切り上がり、高値切り上がりの上昇トレンド発生のシグナルでしたよね。それが、大局に出ました。大局のN波動が出るということは、Nの上限からNの下限までの値幅がそれぞれ、直近の下限からと上限から、トレンドの強さに応じて上がる可能性が発生したということです。その、上昇幅をそれぞれ、Nの直近の下限から計るのを、N計算、上限から計ることをE計算といいます。他にもV計算NT計算などもあるのですが、今回はN計算とE計算をしてみたいと思います。詳しい、考え方や計算方法などは、検索して調べてみてください。また、仕事が減って、時間が割くことができれば、私の知るテクニカルをまとめてみなさんに提供しようと思います。

赤の水平ラインは大局のN波動の高値と安値を引いています。そして大きな赤のNのラインは大局のN波動です。安値切り上がり、高値切り上がりしています。

そして背景が青くなっているのが高値と安値の値幅です。tradingviewではこうやって上限と下限の値幅を計ることができます。

そして、その計った背景をNの直近の安値ラインに持っていきます。そうすると青の背景の天井が、N計算値ということになります。N計算だと、このトレンドは3万円直前くらいまで上がる計算となります。

続いてE計算をします。N計算と同じように背景でN波動の上限と下限の値幅を計り、その背景の下限をN波動の上限まで持っていきます。そうするとE計算値を計ることができます。E計算だと、このトレンドは3万3000円くらいまで上がる計算となります。

つまり、N計算値とE計算値の予測計算だと、この上昇トレンドで3万円くらい~3万3000円くらいまで上がる計算となります。

もちろん、必ずしもそれだけ上がるということはないし、理論上、計算上上がる可能性があるというだけなので、真に受けてこれだけ上がるとは思わないでください。理論上計算上、可能性があるということだけです。

2021年からずっと下落、横ばいだったので、こんなに上がるなんて信じられないと思う方もおられると思いますが、過去のチャートで、N計算やE計算を実際やってみて、これらの計算がどれだけ信ぴょう性があるか試してみるといいと思います。チャート分析は過去のチャートを使えば、いくらでも、検証や練習ができるのが一番の利点です。まずはご自分でやってみるのがいいと思います。

※追記
E計算値とV計算値をあべこべで書いていました。N計算値とV計算値と書いていましたが、N計算値とE計算値の間違いでした。修正しましたのでご確認くださいm(_ _"m)

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