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からすととんび(創作絵本)

~イボができた〜

きょうもあさから、からすくんはひなたぼっこ。
と、そこへ

『ぴ~ひょろ~』と、とんびくん。

『おはよう!からすくん』

『おはよう!とんびくん』

『きょうもいいおてんき。おひさまぽかぽかだね、からすくん』

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『そうだね、とんびくん。きょうはなにする?』

『なにしようか?あ、からすくんきのうは、なにしたっけ?』

『え?きのうは、どっちがさきに、はたけにいる、えものをみつけるかだよ。』

『あ、そうだったね。あ、そうだ、からすくん。ちょっとここみてよ』

『なに?どこ?』

『ここ、ここだよ』

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『え?ほっぺ?なにかついたの?とんびくん』

『よくみて!ほら!イボ!』

『…うわ!?なにそれ?』

『だから、イボだって!』

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『なんで?イボなの?』

『わかんないよ。きになるんだよ。なんかさ、すこしずつおおきくなってるんだよ』

『え?でもさ、いままでぼくきづかなかったよ』

『いまは?どう?からすくん』

『え?どうって…イボあるよね…』

『あ!からすくんずっとぼくのイボみてる』

『そりゃ、みるでしょ。だってとんびくんがイボのこといわなきゃぼくはきづかなかったんだよ。いわれたらみてしまうよ…フフッ』

『あ!いま、わらった!ぼくのイボみてわらったでしょ。』

『イボのはなしばかりするからだよ』

『さっきからからすくんとめがあわないんだよ。からすくんぼくのイボしかみてないでしょ』

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『そりゃ、みるでしょイボだもん』

『これさ、いつかぽろっととれるかな?』

『え?イボ?どうだろ?とりたいの?』

『ん~いまはいいかな。でももうすこしおおきくなったらかんがえる』

『なんでできたんだろうね?イボ』

『ぼくもわかんないよ。きがついたらちいさいのができてて、でもすこしずつおおきくなってきてさぁ』

『なんか、かわいいね。そのイボ』

『え?そう?』

『イボそのままでいいんじゃない?とんびくん』

『うん…なんでイボっていうんだろ』

『わかんない。しらべてみたら?』

『そうだね。おなかすいたね、からすくん』

『きょうはイボのはなしでおわったね、とんびくん』

『そうだね、からすくんまたあしたあそぼうね。』

『うん!またあしたね!』

『やっぱからすくんぼくのイボしかみてないや』

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おしまい

今回、初めて絵を描いてみました😅

カラスとトンビ現実では仲良くなさそうですが…飛んでる姿を見て思いつきました笑

ほんっとに絵が苦手で…絵本のストーリー考えながら『絵が上手に描けたらなぁ』と、いつも思ってました。でも、やはり、自分の絵本を作ってみたい。将来の孫に読み聞かせてやりたい👊✨と、いう思いで描いてみました。下手くそな絵なのでお見苦しい点が多々あったかと思います😣

それでも、最後まで読んで下さった方々、本当にありがとうございます😌🌸💓

絵のアドバイス下さい(TДT)

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