ロストグレイシア(sv1S,sv1V)
はじめに
はじめまして! 広島でポケモンカードをしているはるじぃと申します。近頃Twitterでよく質問いただくグレイシアVstarを使ったロストグレイシアデッキを簡単に紹介させていただこうかと思います。グレイシアが大好き!好きなポケモンを使ったデッキを作りたい!という方、拙い文ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
まず、はじめに対戦相手によく確認されるグレイシアVstarのHPや技などの性能を見ていきます。
グレイシアの性能
1.Vstarポケモンにしては控えめなHP
2.220ダメージを出しながら、相手の技のダメージと効果を受けなくなるVstarパワー
3.180ダメージ+逃げられない技
4.弱点が鋼←これ重要!
5.なにより可愛い
キーカードとなるグレイシアのテキストがわかったところで今回紹介するロストグレイシアのデッキリストはこちらです。
デッキリスト
各カードの採用意図についてですが、基盤が一般的なロストデッキであるため、特徴的なカードのみ紹介させていただきます。
このデッキの一番の特徴的な動きといえば、フリーザー+ネジキからのグレイシアです。
グレイシア単体ではパワー不足のため
ウッウ+グレイシアの上技=290
フリーザー+グレイシアのVstarパワー=290
この二つの組み合わせで相手のVstarを倒していくのが一番多いパターンです
同じ回数攻撃し合ってはパワー負けするのでグレイシアの無敵、逃げ不可や麻痺をうまく使って相手より多く技をつかって勝つのが勝ち方です。
その点からロストグレイシアにとってこの2枚は必須であると個人的には思います。
エネ配分ですが、2ターン目に引いておきたいことの多い水、鋼を4枚、終盤しか使わない超を3枚にしています。
最後に、ロストデッキの二大巨頭であるロストギラティナとロストバレット(かがやくリザードン型)との違いを明確にしていきます。
ロストギラティナとの明確な違いは一撃で倒すことが難しい代わりに、
フリーザー+ネジキによる捲りが可能であるということです。麻痺にさせて1ターン稼いだのちフリーザーをグレイシアに変えることで相手のVポケモンを倒しながら無敵になることができ、サイドレースをひっくり返せます。
ロストバレットとの明確な違いは、相手にツツジを打たれる前のターンにグレイシアを起動させることで、ツツジを打たれた返しのターンにグレイシア+ヤミラミなどのアタッカー2体の状態で始めることができるので、絶えず技をすることができます。
正直なところ、ロストギラティナとロストバレットにはデッキパワーでは劣るため、勝ちにこだわる方はこのロストグレイシアを使うことを
おすすめしません(笑)
そして最後によくある質問ですが、グレイシアVは2種類のうちどちらを採用しているかですが、結論としてハイパーボールの採用枚数で選んでいます。
基本的にはエネルギーを自分で付けられるフロチャ(フロストチャージ)を使用しますが、このロストグレイシアではVstarをほぼ自引きするしかない他、進化しておけば次に倒される可能性も低くなりますし、エネルギーはミラージュゲートで次の番で付けられるため、ひょうけつかくせいを採用しています。
おわりに
この度は本記事をご覧いただきありがとうございました。
今回はじめて記事を書かせていただきましたが、初めてで非常に簡単で短い文章となりましたので、各カードの細かい採用意図など質問等があればTwitterのDMまでご連絡いただければと思います。
また、同誤字脱字・日本語のおかしな文章等があればご連絡いただけますと非常に助かります。
Twitter
@haruharuharuggg
画像引用元:https://www.pokemon-card.com/
2月26日 追記
CL2023愛知環境でのロストグレイシアがこちらになります
環境にはロストバレット、ロストギラティナ、アルセウスギラティナ、
ミュウ、いちげきルギア、サーナイトexなどのたくさんのデッキが存在するなか、それらのデッキに対応するためにはこれまでのロストグレイシアからある種の路線変更を行う必要がありました。環境に適応するために変更した点を説明しようと思います。
CL愛知環境での変更点(理由)
鋼エネルギー、ザマゼンタ(水エネを手張りする必要があるためエネの種類を減らしたい+採用するならロストザマゼンタでよくなる)
ネジキ+フリーザー(ロストデッキ、ミュウデッキが相手の時に使いづらい+グレイシアをトラッシュに落とすのが困難)
キバナの不採用(終盤でのグレイシア起動をしなくなった+フリーザー、ザマゼンタの不採用)
シンオウ神殿、カビゴン、ミルタンク、いれかえカートの採用(ルギア、アルセウス系統、ロストバレットに対し戦いやすくするため)
ミルタンク、ヒスイのヘビーボールは正直好みなので、水エネの6枚目やエネリサ、クララを増やすことを検討しても面白いと思います。
採用候補カード
ルチャブル(フライングエントリー)
最も採用に近いカードです。
環境に多く存在するHP70のポケモン(キュワワー、マナフィ、ラルトス)をロストマインと合わせて2体同時に倒すことができる点とグレイシアのつららショットの180ダメージと合わせて、ミュウデッキのゲノセクトVを倒すことができる点がかなり高く評価できます。しかし、スタートしたときにただベンチを圧迫するだけになってしまう点とサーチ手段がなく特定の場面で引き込むことが難しい点から不採用。正直かなり採用したいです。
ネオラントV
アクロマの実験のサーチ手段として優秀ですが、グレイシアVstarのクリスタルスターの無敵ターンに裏のネオラントVをボスで呼ばれたときのデメリットがあまりに大きい点とスタートしたときに負け筋にしかならないため不採用。
やまびこホーン
僕が一番好きなカードです。つららショット、ロストマインと相性が良く、終盤で強い場面が多いため採用候補になりますが、初手で来た時に腐ってしまう点、花選びで目先のプレイのためにロストに送られることが多くなってしまう点から初動の安定感の確保のため不採用です
環境デッキとの戦い方(練習優先度順)
1.ロストバレット 微不利(グレイシア出さない)
ゲッコウガ、カビゴン、ヤミラミ、ウッウをうまく使ってサイドレースを優位に進め、ツツジをケアしましょう。クララを特に大事に使ってください。現環境で唯一グレイシアを出さないほうがいい対面です。
2.ロストギラティナ 五分(無理にグレイシア出さなくてもいい)
グレイシアのクリスタルスターに対してヤミラミのロストマインで返されないよう意識しながら、サイドを進めていきます。グレイシアで1ターンつくれれば大体勝てます。
3.アルセウスギラティナ 微不利
雪道ジャッジマンが刺さらないように祈るのみです。刺さらず、ミスしなければ勝てますが、相手のビーダルなどのシステムを狩るターンとアタッカーを殴るターンの見極めが大事になるのでそれは練習で身につけましょう!
終盤のミルタンクでワンチャン積ませられるのでクララでミルタンクを回収する場合が多いです。
4.ミュウ 微有利
先攻取れればグレイシアを使う、取れなければグレイシアは使わない対面です。ウッウ、カビゴン、ヤミラミでサイドを細かくとっていき、最後はドラピオンで締めましょう。ロストスイーパーやシンオウ神殿は温存しましょう。
5.いちげきルギア 不利
パワフル無色エネルギーのスタン落ちによりルギアVstarがグレイシアをワンパンできなくなったためつららショットでルギアを縛り、次のターンに耐えたグレイシアでクリスタルスターを使うパターン。ウッウ+カビゴンでサイドをとるパターンの2つが大まかなプランとしてありますが、ダメカンを取り除くカードが入っているためそれを考慮しながらプレイする必要があります。正直かなりしんどいです。
6.サーナイトex 特殊
クレッフィ入りの場合、じゃんけん負けて、クレッフィ2面立てられて、アクロマ引けてなかったらおおむね負けです。神に祈りましょう。
クレッフィなしの場合、相手のサーナイトラインを狙い続けてリソースを枯らしていきましょう。クレッフィなしの場合、グレイシアは使わないほうが楽に勝てると思います。
おわりに(2月26日)
以上がCL2023愛知環境のロストグレイシアの紹介になります。
最後に全体を通しての決まり事ですが
グレイシアは絶対に1体までしか使わない
じゃんけん勝ったら先攻を取る
ミラゲは2,3枚使いたい
クララ、エネリサは慎重に
1ターンでも相手にサイドを取らせないターンを作る
この記事を読んでくれた一人でも多くの方がグレイシアを使ってくださると嬉しいです。では👋
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