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オシャレ大好き母の再就職は、「私の仕事は、トイレ掃除やで。」だった★



お疲れ様です。
明日からまた一週間が始まりますね。
今週はだいぶしんどいぞ、、行きたくない気持ちが大きいな。
そんな日はnoteに自分の気持ちを綴って、心を落ち着かせたいと思います。今日は私の母の話をさせてください。

土曜日は、久しぶりに実家に帰って、父と母に会いました。
父は仕事を引退し、一日中家にいるようになりました。
私の親は折り合いが悪く、私と弟はいつも
父と母が喧嘩をしないように祈りながら過ごしていました。
今でもお互いの悪口の聞き役を務めておりますww

ただ、昨日はなんだかおうちの雰囲気が良いような、、
二人の表情も気持ち晴れやかに見える、、
それには双方に理由がありました。(父の話はまた次回)
お昼ご飯の差し入れをした後、母と二人でデートしました。

私がこんなに服が好きになったのは紛れもなく
母のおかげなのです。
母と一緒に出掛けては、かわいいお洋服を探して、
これが似合う、こっちのほうがかわいいなど言い合って試着して、、
この時間が昔から大好きでした。
昨日もこんなお買い物を楽しむ32歳娘と63歳になる母♡

服を見終わると、続いてはコスメ。ww
フェイスパウダーのことを、白粉という母が大好きww
このメイク大好き人間になったのも母からの遺伝。

昔母はメナード化粧品の美容部員で、おばあちゃんの家には
表彰式で賞状を持ち微笑む母の写真が飾られていて、小さいながら
すごいな、かっこいいな、きれいだなと思っていたのを覚えています。

ここにきて思うのは、
心の元気と身だしなみは比例するということ。

母はずっと専業主婦で、父は一馬力で家計を支えてくれていました。
母は63歳で、35年ぶりの社会人復帰を決めました。
社会人復帰が決まってからの母は毎日化粧をするようになり、
とてもきれいになりました。
社会とつながっている人はこんなにも身だしなみが整うのかと
びっくりしました。
しかも母の仕事は介護施設のトイレ掃除。
決してお化粧が絶対必要なお仕事とは言えません。

私は自分の母をとても誇りに思います。
結婚を機に、自分が育った地元から遠く離れた地に嫁ぎ、
実家から遠く離れた地で、私たち年子の子育て。
父は休みの日も家におらず、家事も育児もほぼワンオペな毎日。
32歳になった今、改めて母の偉大さに気が付き、感謝の気持ちでいっぱいなのです。

47歳で脳動脈瘤になり、突然倒れたときも
大丈夫だからといって手術を受けた母。入院した時、
父は自分の下着がどこにあるのかもわからない状態でした。
それくらい全部母のおかげで保たれていた我が家。
ありがとう。

「私の次の仕事は、掃除やで。」と言っていた母。
「仕事ができることはありがたいことやねん。感謝しないと。」
得意なことを自分で見つけて、杖をつきながら働けるところを見つけることは
簡単じゃなく、とても大変だったと思います。
それでもあきらめなかった、ど根性おかん。
35年前の美容部員とは全く違う職に就くけれど、
いつまでもきれいでいようとする、抗うおかん。

大好きです。
こんなに楽しい人生にしてくれたのは
お母さんがお洋服の楽しさ、おしゃれの楽しさ、お買い物の楽しさ、
お化粧の楽しさ、働くことの楽しさを教えてくれたから。

私も明日からまた一週間、きちんと化粧をして、子どもたちの前に立つ。
お化粧をすることで、心の元気を保てるなあ。
そして、母も頑張っているから私も頑張ろう★

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