泉北高速が南海に取り込まれる事になったら

先日、南海電鉄が子会社化した泉北高速鉄道を取り込むという話を耳にして特段驚きもしないけど、何れそうなるだろうと思っていた。
よく泉北高速は「高い」ってぼやく人が居るようではあるが、南海単体の運賃と泉北高速単体の運賃の差は僅か20円、それも泉北高速鉄道の方が安い、しかも同じ14km圏内で20円安いってコレは大きいと思う。その分泉北高速は中百舌鳥下手踏切を過ぎてすぐ地中に潜り込み白鷺公園辺りから急勾配で駆け上がり国道310号線を跨ぎ深井駅手前まで定規を引いたように真っすぐ高架線上をかっ飛ばす。次の深井駅手前で左に進路を取り、泉北1号線の間を泉ヶ丘手前まで直線で走り泉ヶ丘駅手前で右に進路を取りアップダウンのある区間を走り栂・美木多、そして光明池(ここまでが堺市)でココからちょっと飛ばして和泉中央に至る路線で泉北ニュータウンの重要な交通機関であり、大美野から移転してきた聖公会系ミッションスクール桃山学院大学への通学にも一役買っている。今後南海に取り込まれるとなるとこういう予想が出てくる。
1.1980年代まで高野線の平坦区間で泉北の車輛が南海の運用に入り車輛のやりくりに自由度が増す。逆パターンは現在行われている。
2.高野線の「亜幹線」という地位を得、直通列車が多くなる。
3.バス部門の乗務員不足、高騰する運賃(初乗り170円・キロ当たり70円端数切捨て)による長距離バス路線の再編成。
4バス路線の地域密着化
等が起きる可能性がゼロでもないと思う。
今後どうなるかと言うのはまぁ邪推の域かもしれないが。

                          2023年12月23日   
                           坂本豆廼丞筆

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