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次世代教育の選択肢探し#1 フリースクール

あけましておめでとうございます。
2024年の幕開けは心が痛いニュースが続き、先行き不透明な時代に更に追い打ちをかけるかのような出来事に不安を感じた方も多いのではないでしょうか。私の実家は富山県ですが、今年はたまたま帰省していなかったので被災を逃れました。ただ、両親や兄弟は大変な思いをしていましたので、災害は本当に怖いです。日々を悔いのないように過ごしたいと心を新たにしたお正月でした。

さて、ここから本題です。

冒頭の記事で、次世代教育の選択肢について情報交換をしたい。ということを書きましたが、私も不登校の子供を持つ親として当事者ですので、自身の体験談を綴っていこうと思います。

共感していただけたら、コメント頂戴できると嬉しいです。

2年生になってからも、学校に行きたくない状態は続いておりましたが、完全に行ってないわけではなく、週1,2程度は登校しており、全く足が向かなくなったのが運動会や文化祭などの行事が一通り落ち着いた11月頃でした。

行かなくなった。というより、親である私が行かせるのを諦めたのがその時期。と言っても過言ではありません。そこから、娘に合った環境を探すべく、次世代教育 選択肢探しの旅が始まりました!

まずは、フリースクールです。

世田谷区内にも、区が運営しているフリースクールや支援級のようなところはいくつかありますが、年度内はいっぱいで入れない。それこそ、待機児童が沢山いるような状態だとスクールカウンセラーの先生が教えてくれました。

ただ、私の中の違和感として、うちの娘はそのような場所を求めているのだろうかと。

不登校というと、世の中のイメージとしては、心に傷を負った状態で、塞ぎ込み、引きこもって、終いには生きる気力すらなくしてしまう。そんな状態を想像をする方もいらっしゃるのではないかと思いますが、それは親が学校に行かない子は人間失格かのような対応を続けてしまった結果のように思います。

もし、現在行き渋りの傾向があるのであれば、少しでも早く親が子供を理解し、別の選択肢もあるよ。ということを提案してあげて欲しいです。

いくつか見学に行ったり、問い合わせをしたりしてみたところ、
フリースクールには大きく2パターンあるように思いました。(この型のネーミングは私が勝手にしているものですので、参考までです)

■ケア型
・集団生活に慣れる
・興味を持ったことに取り組める
・季節の行事や食事、遊びを楽しむ
・大人がひとりひとり大切に関わる

■積極型
・通常の小学校の枠組みではできない自由進度別学習を実施
・英語も取り入れる
・イベントを自分たちで一緒に企画し実行する
・関わる大人には子供達にこうなって欲しいという共通ビジョンがある

前者は、昔からあるスタイルで後者は最近出てきたものです。
積極型は、オルタナティブスクールとも呼ばれ、中にはオンラインスクールも多々あります。どちらが良いという話ではなく、子供がどちらに合っているかかなと思います。

娘は、積極型のオンラインが合っているようでした。
現在は、ainiスクールに通っています。
地元の公立小学校には籍を置いたままで、担任の先生にご理解をいただき、今日はオンラインスクールで学びます。とお伝えすれば出席扱いにしていただけます。

オンラインの強みとしては、
・全国どこからでも(何なら海外からでも)アクセスできる
・安心できるオンライン上で、友達との関わりがもてる
・画面オフ、音声のみやチャットのみでも参加可能なためハードルが低い
・学習プログラムは、オンライン環境を活かしたものになっており必然的にPCスキルが向上する

逆に弱みというか、親が工夫して補ってあげなければならないなと感じる点は、
・運動不足
・外に出ることが少なくなるため、陽の光を浴びてほしい
・リアルでのコミュニケーション不足

このあたりは、ainiスクールでも農業体験イベントや職人体験、工場見学など様々なリアルイベントを頻繁に開催してくれているので、時間が許す限り参加したいなと思っているところです。

次回は、『ないなら創ろう!理想の学校』というコンセプトで、もと小学校教諭の方々が立ち上げたヒロックへ学校見学に行った感想とオンラインフリースクール日本最大級規模のSOZOWでメンターとして働いた経験について書いて行きたいと思います。

次世代教育についてみんなで考える座談会やセミナーを1カ月に一回ほど、不定期で開催しています。随時情報発信していきますので、よかったら、noteのフォローや公式LINEの登録も宜しくお願いします。

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