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次世代教育の選択肢探し#3 私立小学校と中学受験

今日は、私立小学校に通う小5の息子について書いていきたいと思います。次世代教育の選択肢探し#1フリースクール#2オルタナティブスクールでは、小2の娘に対してその子に合った環境を見つけるための奮闘記ですが、今回は、なぜ息子を私立小に入学させたのか。なぜ中学受験をしているのかです。

子供は、同じ親から生まれて来ても、性格も好き嫌いも得意分野もすべて違うと思いませんか?ご兄弟がいる場合、赤ちゃんの頃からお子様と日々を共にしている、お父さんお母さんが一番それを感じていると思います。

うちも、本当に違うのです。
だったら、同じ教育で良いと思いますか?

息子は、昔から内気なタイプで鉄道が好き。2歳の頃から都内の様々な鉄道会社の電車に乗っては路線図をもらい、それを楽しそう眺めているような子でした。時刻表や乗り換えにも関心があり、数字に強くなっていきました。
駅名や路線名にも興味があるので、漢字や地理も知らず知らずのうちに学んでいきました。

一方で、社交的なタイプではなかったため、ものすごく活発な子とはあまり合わなそうな傾向が保育園時代からありましたので、少人数制の落ち着いた環境が合っているのではないかと思い始めたのです。

調べ始めると、小学校は近所の公立以外に国立や私立など通える範囲にいくつかあることを知りました。
私は田舎育ちのため未知の世界でしたし、ワーキングマザーですから仕事をしながらお受験のケアがどこまで出来るだろうという不安もありました。
そして、お金持ちだけが行く学校だろう。とか、時間に余裕がある専業主婦の家庭が行くものだろうといった偏見を持っていました。

しかし、いくつかの幼児教室の門をたたき、情報収集を重ね、学校説明会に参加するうちに、私立の小学校って良い環境だなと思うようになりました。

その時、もう年長の6月でした。
そこから毎朝、出勤前の7時から30分間ペーパーをこなし、土曜日に幼児教室に通って、親の面接の練習や願書の書き方など、親も子もよく頑張りました。

そして、希望の学校の合格通知をもらったときは、本当に嬉しかったです。

やはり、自分の中の固定観念や偏見を取り払い、実際に足を運んで経験をすることほど貴重なものはないです。百聞は一見に如かずとは、まさにこのことですね。現在小5になった息子は、卒業までの6年間の皆勤賞を目指すほど、この学校が大好きです。

こうした過程において、小学校受験をするメリットは、幼児期からその子の特性を考え、様々な可能性を試してみて、どんな子に育ってほしいか、どんな環境が合っていそうかを夫婦で話し合い、その先の進路についてある程度道筋をたてておくことが出来る点ではないかと思います。

学校を選ぶ段階でも、願書に書く長所に何を書くかにしても、子供の未来を想い考える時間を持つ事ができます。

息子の場合、その小学校を選んだ段階で、そちらでお世話になるのは6年間で中学は受験して別の中高一貫校へ行くと、方向性は決まっておりました。

その結果、周りの環境も手伝って息子自身も4年生から塾に通って前向きに中学受験に取り組むことができていますし、親もそのつもりで毎年どこかしらの学園祭や学校説明会に一緒に足を運ぶなど、余裕をもって行動ができているなと感じます。

よく、子供が中学受験をすると言い始めたら考える。とか、4年生になってなんとなく周りが塾に行き始めたから行かせているけど、志望校は決まっておらず、その時の偏差値で決めるといった話を聞きますが、受験において、ゴールが定まっていない中でなんとなく走っているのは少し可哀想な気がします。

このように息子と娘、全くキャラが異なっており、この状況を楽しむかのように子育てをしております。

ただ一つ共通していることは、その子に合った教育環境を一生懸命模索し、トライ・アンド・エラーを繰り返していることです。国が決めた教育方針に大切な我が子を委ねるのではなく、その選択に納得した上で歩いていきたいですね。

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