断髪小説「脱ベリショ論争~キャプテンA子の葛藤(本編)」
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全国屈指の実力と伝統を兼ね備えたバレー部は創部史上最大の岐路に直面していた。
ベリショの髪型規定を
「時代にそぐわない!」
という世間からのバッシングを受けて「撤廃」したのだ。
突然の「脱ベリショ通告」を受けた部員たちとキャプテンを務めるA子の葛藤を描きます!
歴然とした縦社会のバレー部内で起きる「脱ベリショ論争」
無口なエースB子がベリショを維持してきたことで、
後輩たちに緊張が走る!
「私たちも切らなきゃいけないのか?」
2年生のまとめ役C子がベリショ肯定派の先頭に立って、
1年生にもベリショを強要する事態に!
キャプテンA子は
「C子からの"ベリショ維持"の圧力」
「監督からの"脱ベリショ遂行"の指導」
2方面から板挟みにされる。
どうすることもできないA子に業を煮やしたC子が練習後に暴挙に出る!
S大バレー部の脱ベリショ論争の結末はいかに!
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2,902字
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