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薬剤師過剰時代に生きる派遣薬剤師の今。2023年夏


薬剤師が過剰と言われてもう10年くらい経ったような気がします。

派遣薬剤師の実感として。
そこまで薬剤師の過剰を感じたことはありません。

冬場は職場に困ったことはありません。
夏場は少し離れた職場になりましたが、それでも電車で15分です。

薬剤師過剰時代が本当に来るのなら、派遣薬剤師がまず切られるでしょう。
いまはまだその時ではありません。(2023年夏現在)

コロナがまん延し始めたころは求人が減りました。
原因は薬局に来る人が減ったことによる処方箋枚数の低下であり、一時的なものでした。

新設校が増えて薬剤師の人数が増えるのかと思いきや、毎年の合格者数は9000人前後で一定を保っています。これは1986年から今日に至るまでずっと一定です。

ではなぜ過剰といわれるのか。
それは機械化により業務が効率化されていくためです。

これから来るかもしれない薬剤師過剰時代。
その時代を生き抜くためには機械にはできない対人業務を磨く必要があります。

薬局でできる対人業務としては服薬指導や在宅支援業務(患者さんの家まで薬を届けたり管理をする業務)が考えられますが、

具体的には在宅業務をする家の近くにある薬局とオンライン服薬指導と、
緊急でほしい薬を作るような薬局(小児科や整形外科の薬)が混在してくるのが未来だと私は考えています。

今の薬局形態は変わっていかなければならない。

今は過渡期です。
私も自分の方向性を考えている最中です。

服薬指導には磨きをかけていきたいと思っています。
派遣薬剤師の商売道具ですからね(笑)
知識を増やして患者さんの役に立てるように生きていれば、それが自分自身に返ってきて、薬剤師として生きていける!そんな風に考えています。



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