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NEC の据置き型ゲーム機「PC-FX」のイメージキャラクター「ロルフィー」について

1994年以降、任天堂の「ニンテンドー64」やSONYの「プレイステーション」、SEGAからは「セガサターン」など、この時代は様々な企業が据え置き型の家庭用ゲーム機を販売し、当時はまさにゲーム機の戦国時代のような状態が続いていました。

NEC(正式名:NECホームエレクトロニクス、以降はNECと表記)も例に漏れず、すでに発売しているゲーム機「PCエンジン」の後継機として1994年に「PC‐FX」という家庭用ゲーム機を発売しました。

この時イメージキャラクターとして誕生したのが「ロルフィー」です。

キャラクターデザインはイラストレーターの「只野和子」さん。

キャラクター声優としては「大野まりな」さんが担当、PC-FX発売後はゲーム紹介ソフト「アニメフリークシリーズ」などで広告マスコットキャラクターとして扱われました。

その後はグッズやキャラクターCDの販売、さらに1997年には「となりのプリンセス ロルフィー」として主役に抜擢されるなど、現在でいう「バーチャルアイドル」的な活動も行っていました。

私自身も「PC-FX」を所有し遊んでいたこの「ロルフィー」というキャラに、何となく愛着がわいていましたが・・・・

しかし肝心の「PC-FX」本体が、ゲーム3D技術の遅れや発売ソフトの少なさが原因でほとんど売れず、1998年にはNEC自体も「PC-FX」を最後に家庭用ゲーム機から撤退してしまいました。

当然広告キャラクターとして活躍していた「ロルフィー」も2015年には活動を休止、キャラクターも可愛かっただけに非常に悲しかった記憶があります。

ちなみに上の二枚の画像は当時ゲームソフト店で無料で配布されていたチラシ。
20年以上たった現在でも大切に保管しています♪

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