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過去の旅行記(その2〜四国・徳島高知編)

"不定期連載シリーズ"ということで。

 
当時、お盆休みは9日間もあるメーカーの営業マンだった頃の話。会社カレンダーで土曜日から翌週の日曜日まで9日間も休みとなっていたので、休み6日目ともなると休み疲れになる贅沢な感覚であった。稀に10連休になった時は会社で1人は休みを勘違いして会社にくる人もいるくらい。そんなに連休がある業界だった。ワタクシは大抵休み6日目になると出先や実家から自宅に戻りダラダラと休み明けに備えたリハビリをするのが毎度のことであったがこの年の夏休みは旅行もせずにいた。

2017年8月17日(木)
 
そろそろ休み明けに備えよう、とこの日は実家から自宅に向かっていた。その列車の車中で「このまま遠くへ行ってしまおう。休みはまだある。」というわけで自宅をスルーして、アルコールを買い込みとりあえず新幹線で新大阪へ向かった。

買い込んだ酒とポテチ

 新大阪への車中、酒の追加とその晩の宿を手配。あ、もう車内販売で酒の追加は出来ないな、と思った(グリーンなんか乗らないから)。で、あまり遠くに行っても疲れるし、大阪からそんなに遠くないところに泊まろう、と決めた場所は.… 

・・・徳島市・・・

 この時、未踏の地が和歌山県と徳島県と高知県のみだったからである。これらを一網打尽の作戦でと思ったからである。そして新大阪で串カツとビールで燃料補給しながら(燃料補給しすぎ)大阪から徳島までどうやって行くかを考えた結果、和歌山まで行けばフェリーで2時間、2,000円ということでその案で決定。関空方面の列車に乗って和歌山へ。初めて降り立った和歌山駅であったが、港までの行き方がよく分からない。そんなことをしていたらフェリーのお時間。というわけでタクシー。2,000円くらいだったかな?あれ?船賃って安いな?笑
 乗船して2時間。船酔いになることもなく降り立った夜の徳島は真っ暗。

 というわけで、夜が明けて…
2017年8月18日(金)

朝の徳島駅

 無事、朝になったけどどうやって帰るか決めていなかったので、その晩の夜行列車の空きを確かめると空いていたのでチケット購入。夜までに高松駅に行けばOKということになりました。ダメだったら新幹線か鈍行乗り継ぎで帰ればいいや、的なノリでしたのでラッキー。

四国の主 アンパンマン

 徳島線と土讃線を乗り継いで昼前の高知駅へ。これで47都道府県制覇!鰹のタタキを食べた後、記念に桂浜へ行こうと思い桂浜へ。この時の桂浜までのバスの運転手の運転がめっちゃ華麗でうまくて優しくて感動したことは今でも忘れない。いい道路とは言えない道でのハンドル捌き、ブレーキとアクセル操作はマジで凄かった。
 

華麗な運転手のおかげで着いた、台風中継でおなじみ桂浜


 今だったら桂浜水族館とか行くんでしょうが、行ったことで満足してしまい、西郷隆盛を拝んであの「はりまや橋」を渡ってそろそろお時間が迫ってきました。

想定内のがっかり

 高知駅から列車に揺られて着いた高松駅。今夜の宿はサンライズ瀬戸号。これに乗ればゴロゴロしたまま明朝7時すぎには東京に着くし、昼前には自宅でゴロゴロ出来る、はず。

今夜の宿

 夕飯に、と買った四国のコンビニおにぎりは味付け海苔でちょっとカルチャーショック。美味だが海苔がちょっと手にくっ付いた記憶が。

味付け海苔のおにぎり

 岡山駅では一応連結を見物。ちょうど階段の前に停まる。夏休みなんでギャラリー多め。

サンライズ瀬戸とサンライズ出雲

 無事連結も終わり、あとは寝るだけ。寝るだけなんで爆睡。どこでも寝られる方のタイプだけど本当によく眠れたんですよ、なぜかこの時は。
 でもなんか一瞬目が覚めた時どっかの駅に止まってた気がするけど、眠いから寝てるじゃないですか。深夜なんてどこ走ってるかわからないし。そして太陽も昇りカーテンをあけると…

朝6時すぎの車窓①
朝6時すぎの車窓②

 朝7時すぎに東京のはずなので6時すぎには神奈川県内を走ってるはずなのに茶畑が広がってる。というわけで、派手に遅れてましたとさ。大雨のせいで途中止まっていたということで、そりゃ寝れるわ!揺れないんだから!新幹線に乗ってもいいと言われたけど急ぐ旅でもないし食料もあるしゴロゴロして静岡県の車窓を楽しむことにしました。2枚目の写真は大井川を渡るあたりでしょうか?
 無事東京駅に着いたのは9時半とかだったはず。きっぷの払い戻しも出来たけど面倒なのでしてません。もう時効です。返金は3,000円くらいだったはず。

もう7年前。徳島県高知県は「ただただ行く」が目的だったからじっくり観光したいですね。四万十川の方とか東京から最も遠いと言われる土佐清水市とか。

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