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疲れやすさが変わる!自転車のグリップ交換

 私の自転車の用途は主に通勤です。通勤距離は片道約10 kmで大体30分くらいのライドになります。短時間のライドでは気にならなかったのですが、ライド終盤になると、Boardwalk D7の純正グリップの意匠の凸凹が、指や掌にめり込んで痛くなってきます。

 そこで、交換したのがコチラ。Ergon GP2 グリップ ロング/ロング L(購入価格¥6,050)です。

Ergon GP2 グリップ ロング/ロング L

 ErgonのGPシリーズのグリップは、掌を平らにして置けるエルゴノミクスデザインのタイプのグリップです。素材はエラスチックで、面が平坦であるため、掌を置いた時の荷重がグリップ全体に分散し、掌が疲れにくい形状となっています。
 Ergon GPのグリップは、GP1~GP5の5種類がラインナップされており、2~5はバーエンドが付属しています。私が購入したGP2のバーエンドは65 mm(指2本)です。数字が増えるほどバーエンドが長くなります。また、グリップの径に対応するSとLサイズが存在します。

 グリップの交換は非常に簡単でした。Boardwalk D7の純正グリップは、左右のグリップ末端がボルトで固定されているだけで、アーレンキーで緩めればサッと外すことが可能です。Ergon GP2もボルトで固定するタイプであり、グリップをバーに挿入して、バー外側の側面とグリップの外面を合わせて、その箇所でアーレンキーを用いて固定して終わりです。作業時間はおそよ10分程度でした。

 ミニベロにバーエンドは必要ないかなと思いましたが、その感触を試してみたくて、長さを抑え気味にしたGP2にしました。街乗りでは、ロードやクロスバイクのように前傾姿勢ではなく、ママチャリスタイルのライディングフォームとなるため、結果的にバーエンドを使う必要性は感じませんでした。
 もちろんバーエンドを掴んで走ることも可能ですが、普通に握るのと比べて、疲れが軽減するほどの変化はありませんでした。それよりも、バーエンドを掴んでいるとブレーキに指が届かなくなるため、ブレーキングの度に手の位置を変える必要があり煩わしく感じました。

 グリップの径はLを選びました。Sと比較してやや太くなりますが、わずかな差異なので好みの問題で決めて良いと思います。手の小さい人はSを選んだほうが良いかもしれません。

 今回、グリップを交換したことで、純正グリップのときに感じた掌のじんわりする不快感はなくなりました。グリップ形状のお陰で握る力が省力化され、確実に快適になりました。変えて良かったと思える一品でした。


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