しがないラジオmeetup参加レポートと所感と考察とか

昨日(5月23日)にしがないラジオmeetupに参加してきました。当初は自身が非エンジニアということもあり場違い感がはんぱないだろうと参加を見送っていたのですが、ちょうど自分がゲスト参加した回のリリース直後にSchumi543さん(@Schumi543)からDMをいただき、その流れで参加をするに至りました(背中をおしていただきありがとうございました!)。
私自身は20時15分ぐらい?で退席をしてしまったのですがそれまでの雰囲気とかレポートを粛々と書いていきたいと思います。

1. で、お前誰よ?

私自身は人材業界でエンジニアの就活支援をしてるものですね。色々が色々で色々あってゲストとして出演するに至った感じです。
詳細はこのあたりを聞いてもらえれば幸いです。

2. レポート

オフィスを18時30分過ぎぐらいにでて会場へ。19時ちょいすぎぐらいには会場到着。アレクさん渡り鳥さんに受付の対応をしていただいて着席。

到着したぐらいだとまだ会場には6、7人ぐらいしかいなかったものの、そこからは続々と参加者が集まりあっという間に半分ぐらい席が埋まりました。

19時25分ごろにカクヤス到着でアルコールが到着。当初予定では30分からスタートでしたがこの間も続々と参加者が受付してたので5分後ろ倒しでスタートすることに。このあたりでガミさんからLT登壇者の方への「接続確認しますか?」とのアナウンス。ガミさんいはく「これ一度いってみたかったんだよなぁ」とのこと(私が本業でよくやってるやつ)。
35分になったところでガミさんからの挨拶と乾杯。この時点でほぼ空席はないような状況。驚異のコンバージョン率

乾杯の音頭のあとにミスターしがないことてぃーびー(@tbpgr)さんによる非同期非公式リモート参加LTをガミさんが読み上げる感じでスタート。

これにつきますね。

ということでここからが本番でトップバッターはいけさん(@otty_375)の『しがないラジオに背中を押してもらった話』

私の所感としてはこちら

まさにしがないラジオの「背中をそっと押し機能」がばちっとはまった例という感じがしてずっきーさんとガミさんの人徳の高さが伝わるLTだったなぁ、と。いけさんご自身もJava女子部にコミットされたりとアクションしてから好転しているといういいサイクルが回っていてうらやましい限りです。

続いてVTRyoさん(@3s_hv)の『凡人の生存戦略』

VTRyoさんは既に凡人ではないのでは・・・ということを思いながらLTを聞いてました。
私の所感としてはこちら

とにかくアウトプットをしていく、発表する場がないなら自分から手を挙げる、場を作っていく、というのはわかりみが深いお言葉でした。あと気付きとしては、「恥ずかしい内容でも需要がある」という点でした。世の中の強い人達の強くなった話はよく見るわけですが、これからまさに強くなっていこうとしてる人、強くなろうとなにかしている人の話はあまりみかけません。でも、世の中の多くの人は相対的に強くない人ですし、必要なのは強い話よりも強くない話なのかもしれないなぁ、と思った次第です。

この前後で会場のイスが足りなくなる、みたいな感じで圧倒的な人口密度を記録。皆が座れるように全員でイスを右にずらしてスペースをつくるなどしてました。

というわけで続いて3人目のgremitoさん(@grem_ito)の『ゲームデベロッパーになるには』

LT途中の自己分析のくだりで私にもふれていただいて感謝です。ゲームデベロッパーになるには、みたいな具体的なルートについては当たり前ですが私は知らなかったので勉強になりました。最短ルートでも普通ルートでもどちらにも共通するのはとにかく作る、という点はやはり大事なんだな、と。

と、3人のLTが終わった時点で20時15分ごろになったので一旦10分間の休憩がここではいります。

私はこのタイミングで退席をさせていただきました。

これ以降のLTやmeetupの雰囲気はこちらをご覧いただければと思います。

3. 考察のようなもの

考察というほどたいしたものではないのですが、感じることについてつらつらと。私自身別にエンジニアではないですし、いわゆる勉強会的なものに参加したことは数えるほどしかありません。そんななかで思うところとしては、「居心地のよさ」がすごい、と。で、なんでなのかな、と考えたときにいくつかのキーワードが思いついたので書いていきます。

・楽しさドリブン
・コミュニティのホスピタリティ
・ゆるやかな連帯感

楽しさドリブン

元来が『SIerのSEからWeb系エンジニアに転職したんだが楽しくて仕方がないラジオ』なのでやっぱり「楽しさ」が一番の根っこにあるんだろうなぁ、と。
本来勉強会なりコミュニティはある特定の技術セグメントの集まりだと思うんですよね。勉強会なんかは当たり前ですけどなんかしらの技術なりなんなりについての最新の知見の共有だったりtipsの共有だったりがメインで、参加者はそこから知識や知見を得て帰る、というのが目的だと思います。
もちろん技術を突き詰めていくことが楽しいという人もいるとは思うんですが、その楽しさはあくまで副次的なものなんではないかな、と愚考します。
それに対してしがないコミュニティの場合は楽しさがまず先にあるわけです。楽しさは人それぞれなので、それは転職かもしれないですし、勉強かもしれないですし、シンプルに「いまの仕事たのしい~」かもしれません。
ざくっと定式化すると
 ・一般的な勉強会、コミュニティ:強くなる ≧ 楽しさ
 ・しがないコミュニティ    :楽しさ ≧ 強くなる

という風になるかな、と。
とはいえこのあたりは主観的な見え方なので異論反論はあるかな、と・・・

コミュニティのホスピタリティ

これはひとえにパーソナリティーのずっきーさんとガミさんの人柄ゆえに、という感じもありますが、昨日のmeetupに参加されてた方もみなさんいい人っぽさがすごかったです。普通勉強会に人材業界の輩が参加してたら蛇蝎のごとく嫌われても仕方ないものですがむしろアットホームに迎えてもらえて驚きました。gremitoさんにもLT中に触れていただいたりとか(感謝!)。

ゆるやかな連帯感

このあたりが一番キモな部分なような気がしてます。強くなることが第一目的ではなく、あくまで「楽しく仕事ができる」ようになるためのコミュニティなんだと思ってるので、特定セグメントに限っているわけでもないですし、広く、そしてゆるくつながってるというのが居心地の良さを作り出してるのではないかな、と。
それと同時に、今回のLTをみていて思ったのが、やっぱり「アウトプットするのが大事」(このレポートもアウトプットの一種)という点ですね。ですが、「何を」アウトプットするかは各人に任されてる、というのがまさにこのコミュニティの特徴を表しているんじゃないかなと勝手に思ってます。
もちろん、一定程度強くなっていくことが職場を選ぶという観点でも「楽しくなる」のに必要なことだとは思うので、自然と方向性としては「強くなっていきましょう」っていう風になるとは思うのですが(成長戦略的な話になる)、一種のおしつけがましさが無いんですよね。さらにいうと、「楽しさドリブン」なので、「強さの先に楽しさがある」というのがある種の前提となってるので、なにかアクションをしようというインセンティブになってるんじゃないかな、と。強くなるために強くなるんじゃなくて、楽しくなるために強くなろう、と。そして、強くなる方法は色々あるよ、というのを自然と教えてくれるというのがすごくいいんじゃないかな、と(VTRyoさんの「恥ずかしいことを書こう」とかはまさにそういう感じじゃないかと)。そんなそっと背中を押してくれるような雰囲気がコミュニティにあるんじゃないな、と思いました(小並感)。

まとめ

ごちゃごちゃ色々書きましたがとにかく居心地のいい楽しいmeetupでした。願わくば次回は非エンジニアとしてLTしたいなぁ、とか思いました。ご登壇者の皆様、受付をしてくださったお二方、そしてなによりパーソナリティーのずっきーさん、ガミさんのお二人にはこの場を借りて感謝申し上げます。

appendix

OSCAさん(@engineer_osca)のLT資料

Morixさん(@morix1500)のLT資料

他の参加者の方々の参加レポートとか


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