感情移入させる必要って本当にあるの?

こんにちは。しがないハイパーおしゃれクリエイターです。
映画やアニメなどの評価で「感情移入できるかできないか」という点があると思います。私はとある作品に「この作品は感情移入できなかったため駄作」と評した意見を目にしました。ひっかかります。感情移入ってそんなに大事????

そもそも感情移入とは何か
他人の言葉や表情をもとに、その感情や態度を追体験すること。 共感。
らしいです。ググりました。
この意味から察するに感情移入とは作品への没入感を発生させるものだと思います。まるで自分が主人公のように、あのヒロインのように、あの犯人のように…。
ただ私は言いたい。
感情移入なんてしたことない!!!!と。

作品に対して目を離せなくなるほどの没入感は単純にストーリーの面白さ、展開の面白さ、キャラクターの魅力さであっても発生します。たとえばドラゴンボールの孫悟空がオラもっと強いやつと戦いたいという気持ちに感情移入なんてできない。感情移入って本当に必要?

あくまで創作物のキャラクターは創作物でしか無い以上、創作者が魂を込めた感情しか入っていない。そこに赤の他人の感情が綺麗にハマることなんてありえない。ひょっとしたら感情移入という評価はもっと別の意味を持つのかもしれない。友人の感情移入できないという評価を掘り下げたところ、「もし私があのキャラクターになった場合にあんな行動しないし、あんな考えにならない。」といただいた。このセリフに対して二つの意味がある。それは読み手がそのまま読み手としての感情を持ったままの移入なのか、それとも読み手がキャラクターの感情を持ったままの移入なのか。感情移入とは後者だったのかもしれない。だとすれば私は生まれてからこのかた感情移入を間違った解釈で頭に入れていた。

感情移入とは読み手がキャラクターの感情を理解した上で起こる移入である。つまり感情移入できないという意見は「本来このキャラクターはこのシーンで取るであろう行動に対してズレた行動を行った」ため評されるものだったのか。書いてて気づいた一つの結末…。ありがとうnote…。

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