ラテンの愛情表現から学んだもの

「ラテン系の男性は日本人と比べて圧倒的に愛情表現が多い」

これはよく言われていることである。おそらく日本人と比べるとラテン系男性だけでなく、アメリカ人など外国人は全般的に愛情表現をすることが多いのではないだろうか。

その中でも特にスペイン語を中心としたラテン語圏の人たちには顕著にみられる。

彼らにとって愛情表現をするということはそれほど特別なわけではなく、日常の一部として染みついたものなのだ。

そんなラテンの愛情表現に触れてみると、普段とは異なる感情が溢れてきた。


ラテンの愛情表現を受けて感じたのは

ラテンの愛情表現がどんなものかというと、たとえば逢うたびに可愛いねとかこのコート素敵だねとか言葉にしてくれるし、自分がコンプレックスだと思っているような身体のパーツも容赦なく褒めてくれる。

キスをする頻度もまあ多い。目が合えばと言ってもいいくらいかもしれない。口同士だけじゃなく、おでこや手なんかにも。こんなに自然と、映画かのようにおでこにキスできる人っているんだとつくづく感心する。

手首を虫に刺されて痒がっているときも、「赤くなってる、かわいそうに」と言いながらチュッと手首にキスをする。足をすべらせて身体を打ってしまったときも、痛がっている部分にチュッとキスをする。キスには傷を癒す効果があるのかとさえ思う。(実際はすごいなーと笑ってしまったけど)


こういった愛情表現に触れる日々を過ごすと、無意識に自分が絶世の美女にでもなったかのような感覚になる。自分への自信を持てるようになり、自己肯定感が一気に増す。

自分は生きる価値のある人間なんだ、と思わせてくれるのだ。

誰かにとっての生きがいになることほど幸せで誇らしいものはない。


そしてその自己肯定感が増すのと同時に、自分も相手にこの嬉しい気持ちを与えてあげたいと思うようになる。心理学に返報性の原理というものがあるのだが、人は他人から何かをしてもらったときに、お返しをしなければならないという感情を抱く。

愛情をめいっぱいもらったときも同様だ。自分も何かお返しをするために、愛情を心の中から掻きだして相手へ表現しようとする。

普段なら「あ、この人のここ素敵だな」と心の中で流してしまうような感情も、みずから言葉にして褒めようとする。会ったときも今日のファッションや髪型で褒めるところはないかと探すようになる。

「表現しなくてもいい、けど表現されると嬉しい」ことにあふれた世界になる。

日本人がついつい照れや恥ずかしさなどから見過ごしてしまい、表現しなくてもいいと判断しがちな部分。そこを惜しげもなく外に出してくれる。


相手は自分を映し出した鏡

先ほど返報性の原理によって相手に何かお返ししたくなると話したが、この影響によってか相手に対する嫌なこととか愚痴とかは本当に出てこなくなる。

これだけ愛情を注いでもらって大切にしてくれている相手に、たとえば「顔かっこよくないよね」とか「こういうところ気利かないよね」とか口にしようと思えない。どれだけ自分性格悪いんだっていう気分になる。

たとえ思ったとしても「顔は好みじゃないけど愛らしく思えるよ」とか「こういう風にしてくれるともっと嬉しいなあ〜」とか、ちょっと柔らかい表現を用いるようになる。これって、相手の気持ちを逆立てない上手い伝え方なんじゃないだろうか。大部分のケンカは伝え方を変えることで減るんじゃないかと思う。

もしあなたのパートナーが自分に対して愚痴や文句ばかり言ってくるようだったら。一旦自分が同じようなことをしていないか、客観的に考えてみよう。

もし同じようなことをしてしまっていたら、相手はその影響で同じように言葉を吐き出しているのかもしれない。相手は自分を映し出す鏡のようなものなのだ。


人の気持ちを利用する相手とは距離を置こう

ここで注意しておきたいことがある。自分は愛情表現をしっかりとしてるのにもかかわらず、相手がそっけないもしくは自分のことを無下にするような相手であれば、少し距離をおいたほうがいい。

自分に対して向けてくれている愛情に対して感謝し、ありがたいと思わず、むしろ「こいつは自分のことが好きだから何やってもいい」なんていう風に人の気持ちを軽々しく扱う相手とは幸せを分かち合いにくい。

生きることへの幸福感や充実感を味わいたいのなら、自分と同じように愛情を注いでくれる相手を探そう。


自分の好きを思いっきり出してみよう

いま一緒にいる相手へ「好き」を放出してみよう。自分の持つ愛情を心の中から取り出して、相手へ伝えてみよう。

急にそんなこと照れる、という人は相手の素敵だと思う部分を褒めてみるだけでもいい。今日のファッションで可愛い部分はないだろうか。相手のチャームポイントはどんなところだろうか。

具体性をともなう好きの表現はなお良い。ただ好きというだけでなく、「あなたの〇〇なところが好き」と言い換えるだけで、相手の心に刻まれる。

きっとそうした少しの心がけで、お互いの幸福感や充実感が一気に増すはずだ。

「表現しなくてもいい」に甘えるのではなく、「表現されると嬉しい」ことに目を向けて幸せあふれる人生にしよう。

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