「君たちは どう生きるか」③ 〜監督の描く女性〜
風立ちぬは、病気で亡くなる健気で儚げな女性が出てきたけれど、
ナウシカとクシャナ殿下だったり、
サンとエボシ御前だったり
シータ、ソフィー、
キキやサツキやポニョもそうかもしれないけれど…
とにかく
強くてカッコイイ女性。
が、多くないです?
自立していて、包容力もあって、可愛くて、主人公的立ち位置にいるからなのかもしれないけれど。
どんどん成長して、ストーリーを引っ張っていく。
監督の好みなのか、
一般的に男性の理想の女性像なのかは分からないけれど。
今回出てきた女性キャラクターは、
①亡くなった母と少女のヒミ(漢字を確認出来ず)
②夏子さん
③キリコさん
④個性豊かなおばあちゃん達(笑)
まず④おばあちゃん達
監督が描くおばあちゃんってなんでああデフォルメされちゃうんですかね…
監督には、世の中のご年配の女性がああいう風に見えているんですかね…
次は②夏子さん
姉が亡くなって、後妻に入った妹の夏子さん。
とても美人で、眞人の母とそっくりだと。
あの当時は、こういうことは普通にあったみたいだけど、
眞人の父と夏子さんはとても愛し合っているようだったので(あの眞人の父の浮かれよう…)
眞人の母と、夏子さん、
本当に愛し合っていたのはどっちだったのかな、とか、深読みしちゃいました。
でも、夏子さんにも複雑な感情があったんだろうな。
①の亡くなった母と、ヒミ
ヒミ。火見?
エンドロール見そびれた。
とても聡明な少女。
可愛さと勇敢さ。
眞人を産む為に現世へ。
産んで育てて道半ばで亡くなると分かっていても、戻る事を選択する。
彼女は戻って来てから、あの世界の事、眞人と出会った事を覚えていたのだろうか。
そしてなんと言っても③キリコさん‼️
まさかのあのちょっと狡賢そうなおばあちゃんの若かりし頃?
別の世界線に存在するキリコさん?
1人で大海原で船を操り、大きな魚を仕留め、捌いて、ワラワラを守り育てている。
そして、眞人がペリカンに襲われている所を助ける。
キリコさんとおばあちゃんが同一人物って、眞人が気付いてからだいぶ後に気付きました。
彼女は美人にはカテゴライズされない見た目ではあるけれど、
とてもカッコいい生き方をしている女性でした。
とても勇敢。
私は好き。
金曜日に金ローの「もののけ姫」のエボシ御前を見て、
娘が、
「お母さんカッコいい女性が好きなのジブリの影響やろ」
確かにな!(笑)
ナウシカが原点かも。
娘も強くてカッコいい女性好き。
てか、みんな憧れるよね?
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