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新古今和歌集/しんこきんわかしゅう

新古今和歌集
しんこきんわかしゅう

第8番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。
20巻。
鎌倉初期の成立。
後鳥羽院(ごとばいん)の
下命によって撰進された。
※後鳥羽院の記事は、文末

★撰者

源通具(みちとも)、
藤原有家(ありいえ)、
藤原定家(ていか)、
藤原家隆(いえたか)、
藤原雅経(まさつね)、
寂蓮(じゃくれん)。

★新古今和歌集が出典の
 百人一首

14 首が、新古今和歌集です。

※1 数字は、百人一首の番号です。
※2 カッコ内は、新古今和歌集の巻名・収録番号
※3 それぞれの歌人の記事は、文末



002
春すぎて夏来にけらし白妙のころもほすてふ天のかぐ山
(夏・175)

004
たごのうらにうちいでてみれば白妙のふじのたかねに雪はふりつつ
(冬・675)

006
かささぎのわたせるはしにおく霜のしろきをみればよぞふけにける
(冬・620)

019
なにはがたみじかきあしのふしのまもあはでこの世をすぐしてよとや
(恋一・1049)

027
みかのはらわきてながるるいづみ河いつみきとてか恋しかるらん
(恋一・996)

046
由良の門を渡る舟人かぢを絶えゆくへもしらぬ恋のみちかな
(恋一・1071)

054
わすれじのゆくすゑまではかたければけふをかぎりのいのちともがな
(恋三・1149)

057
めぐりあひて見しやそれともわかぬまにくもかくれにし夜半の月かげ
(雑上・1497)

079
秋風にたなびく雲のたえまよりもれいづる月のかげのさやけさ
(秋上・413)

084
ながらへばまたこの比やしのばれむうしと見しよぞいまは恋しき
(雑下・1843)

087
むらさめの露もまだひぬ真木の葉にきりたちのぼる秋のゆふぐれ
(秋下・491)

089
たまのをよたえなばたえねながらへばしのぶることのよわりもぞする
(恋一・1034)

091
きりぎりすなくやしもよのさむしろに衣かたしきひとりかもねん
(秋下・518)

094
みよしのの山の秋かぜさよふけてふるさとさむく衣うつなり
(秋下・483)

・三夕の歌
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