社会的責任を認識して適切な企業運営がなされるべき！

先月末に大手電力10社の2023年4～12月期連結決算が出揃い、その10社全てが黒字を確保し、さらに私が住んでいる九州電力をはじめとして実に8社が最高益を更新した、そんなニュースが飛び込んできました。

利益をあげた理由は二つで、一つはもちろん我々の生活に直接影響のある電気料金の値上げによること、そしてもう一つはロシアのウクライナ侵攻を背景に高騰していた火力発電用の燃料価格が下落したことにあります。

東京電力は「燃料価格が高騰すれば、また悪化する状況にもなりかねない」と警戒感を示したようですが、もちろん理解するものです。

しかし、電力会社本社にズラリと並ぶ黒塗り高級車の数々に、はたして企業努力によるコストダウンが利益に寄与しているのか？と思わずにはいられませんけどね。苦笑

いやいや、ほんとね、「苦笑」ではなくて。

特に九州電力は地元の太陽光発電所（メガソーラー）からの買い取りも、その発電量に応じてはストップすることもありますからね。

しかも、九州電力は原発の稼働率向上が業績を押し上げたとのことで、これは地元のリスク負担あってのことでもあるんですよ。これを忘れてはダメですから。

まぁ、文句をズラズラと書き立てるつもりはありませんが、大切なことは「わが国のインフラを担う」という社会的責任のもとで、適切な企業運営がなされるべきということです。

一般の民間企業とは明らかに一線を画していますからね。

だからこそ、オープンマネジメント、外部監査も必要なんです。

先ほど書いた「太陽光発電所（メガソーラー）からの買い取りストップ」はわが社にも関係するところでありますが、とにかくブラックボックスでしかないですからね。

ほんと、もっと透明性、そして分かりやすさのある公開性を高めるべきだと思います。

まぁ、これは公開範囲の違いはあれど、どんな会社にも言えることなのかも知れません。

わが社もスタッフに対してはオープンマネジメントを展開しているつもりですが、まだまだ、という感もあります。はい、これは今後の課題ということですね。

おまけの一枚はランチの紹介。「ラーメン＆チャーハン」という炭水化物祭りですが、まぁ、でも美味しかったので。笑

東京都大田区東糀谷にある「北京亭」さんですね。