【女性社長コラム#1】私がオタク屋になった理由。
女性社長.net編集部です。
今回から「女性社長コラム」を始めます。女性社長コラムでは、女性社長.net会員様に執筆していただいたコラムをお届けしていきます。
記念すべき【女性社長コラム#1】は、オタク業界に向けたビジネスを展開する株式会社Hamaru Strategyの道場月音さんです。
「前職上司」と起業したきっかけや、推し活が盛り上がる現在でも大切にしているフィロソフィー(哲学)について書いてくださいました。
それでは、どうぞ!!
オタク屋とは?
はじめまして。Hamaru Strategy のChief OTAKU Officer 道場と申します!
その名の通り「オタク」を仕事にしている人間です。具体的には、2次元領域(アニメ・ゲーム・マンガなど)を専門とした、新規事業の企画・コンサルティング事業を営んでいます。
昨年末にはキャラクターとクラフトビールを掛け合わせた「ChaRAFT BEER(キャラフトビール)」というブランドを立ち上げました。
また、オーディオメーカーのJVCケンウッド社とともに、声優の声をより良く楽しむための本格オーディオ「推し声オーディオプロジェクト」の企画に携わっています。
他にも水面下で、様々なエンタメ企業様の新規事業企画を支援してきました。
きっかけは “成り行き”
私が起業したきっかけは、完全に成り行きです。笑
弊社はChief ENTAME Officer の清水と2人で立ち上げたのですが、清水は私の前職の上司、しかも10歳年上の男性。珍しいコンビだと、よく言われます。
アイデアを出し、それを具体的に企画に落とし込み、プレゼンをし、実行する。
それが2人とも得意で、実際にオープンイノベーションプログラムやビジネスコンテスト等で賞をいただいたことも、何度かありました。
特にエンタメ領域でその力を発揮したいという気持ちが強くなったため、独立起業しました。
愛を持ち、愛に甘えない
きっかけは成り行きだったのですが、エンタメを愛しているからこそ、こだわりは人一倍。起業する時に「(自分達の企画や商品に)愛を持ち、(ファンの)愛に甘えない」というフィロソフィーを掲げたのですが、それは今も変わりません。
「推し活」という言葉が広がり、企業がファンを煽るような形で消費させようとするような企画も多い今。そんな今だからこそ、私たちは、真にファンが喜ぶものを作り、悲しい気持ちになるような商売は避けようと、固く心に誓っています。
最後に:ご自身を元気にする言葉
編集部:道場さんより、ご自身を元気にする言葉をいただきましたので紹介します。
「勝つ気ねえガンバリなんざ何の意味もねェ」
道場さん:週刊少年ジャンプに連載されていた『アイシールド21』に出てくるセリフ。実際のシーンの文脈とは少しズレるのですが……
体力・気力ともに劣る自分が「勝つ」ために使えるリソースは限られています。「今、本当に勝つ気でやれているのか?」自分に問う時の言葉です。
女性社長.netよりひとこと
道場さん、お忙しい中、コラム執筆をありがとうございました!
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