【某陰謀論医者がマイクロソフトの特許がーと騒いでいる件について】

google patentで明細が拾えたので報告しておきます。

因みにA1と付いていますから、特許取得が完了したわけではありません。また番号が2020060606だからと騒いでいますけど、これって単なるWIPOの整理用通し番号でして、日本のナンバープレートの番号や電話番号みたいに誰かが意図して取れるわけではないからね。バカも休み休み言えよwww。

また、米国の国内特許で優先権主張しているけど、それはabandoned(出願放棄・取り下げ)やね。

で、請求項を解説してもいいんですけど特許明細書を書いたことのない人に説明しても通じないと思いますし、苦労する割には理解を深めることにはならないので、図面付きのがないか検索したところ、

https://patentimages.storage.googleapis.com/58/f5/bf/bf453d0035610f/WO2020060606A1.pdf

が見つかりました。28ページ目の図をご覧頂くと分かるのですけど、これに特許査定は下りんわ。

画を描くのが面倒なのでw、28ページの図の番号で説明しますけど、医療法人の子会社として病院と介護施設をやっていて、その介護施設に入院しているAppleWatchをしたモダンなお婆ちゃんを想起して下さいw。

110:介護施設にあるPC

120:介護施設入所者の情報を受信出来る医療法人内ネットワーク

130:AppleWatch

140:AppleWatchに付いている身体データ取得の各種センサ

145:介護施設に入所しているお婆ちゃん

150:病院の医療情報管理サーバ

と書き換えれば、これはAppleWatchでお婆ちゃんの健康指標データをとり、それを通信でコミュニケーションネットワークのサーバに上げ、コミュニケーションネットのサーバが健康指標データをかかりつけ医に送り、かかりつけは健康指標データを基に介護施設に『リハビリメニュー及び食事メニューの提案書』を送るのと何も変わらんでしょ?つまりソフト屋さんなら簡単に考えつく応用で新規性がないので、少なくとも今のままでは特許にはなりません。

また、特許内でマイクロチップの話など一言も触れられていませんので、『お前何言ってんだよ。666で神話ネタ入れて脅し、最後はエロネタで落とすのかよ。下品極まりないな。』としか言えません。




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