Scientists’ Feedbackの和訳その1

以下の記事に続くScientists’ Feedbackの和訳です:

Ian Cousins氏:ストックホルム大学環境科学科教授】

PFASが癌を引き起こす可能性を示す科学的証拠はありますが、それはPFOAやPFOSのような特定の物質についてのみです。その証拠の最たるものはこちらからご覧になれます。

Mamavationが報告した有機フッ素濃度が発癌リスクに影響するかどうかは、PFASの種類によります。フッ素含有量を測定しただけでは十分な証拠にはなりません。具体的な物質を知る必要があります。この研究に示されているように、我々が実施可能な、バンドエイドや 絆創膏等の具体的な分析によって決定することが可能です。また、癌の原因となるPFASでさえも、皮膚からの吸収は非常に少ないことに注意しなくてはなりません。

このニュース記事は、この試験が特定的ではないことから、[絆創膏に]どの種類のPFASが使用されたのかが不明であることを示しています。この記事はまた、絆創膏にはフッ素樹脂(例えばPTFE)が一般的に使用されており、フッ素樹脂は癌の原因にならないことを示唆しています。

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