【あたおか】Omicronという名前は0(zero) micronから来ているって、日本の酔っぱらい親父のギャグじゃねえんだからwww。

SARS-CoV-2ウイルスの亜種には、ギリシャ語のアルファベットの名前が付けられており、ネット上で共有されているミームで主張されているように、Omicron亜種が「存在しない」という意味の隠語であるという証拠はありません。

あるFacebookユーザーが、45回以上シェアされた投稿(こちら)で、次のようなテキストのみで構成された画像をアップロードしています:

Omicron -> O micron -> 0/zero micron = 非存在
真実はしばしば見え隠れする。

https://www.facebook.com/photo/?fbid=3267363563521907&set=a.1586161958308751 

同様のアップロードは、こちらこちらでも見ることが出来ます。

SARS-CoV-2は、COVID-19という病気の原因となるウイルスです。他のウイルスと同様に、SARS-CoV-2は時間の経過とともに遺伝的に変異し、様々な亜種が誕生しています(こちら)。

2021年5月31日以降、WHOは、議論や発音を簡素化し、かつ偏見を避けるために、これらの変種にギリシャ語のアルファベットの文字を割り当てています。これは、元々、英数字の長い名称や、最初に検出された場所によって呼ばれていたためです(こちらこちら)。

WHOは2021年11月下旬、研究者がアフリカ南部で2021年11月9日に採取した患者サンプルから新しいウイルス変種-B.1.1.529と命名、Omicron-を特定したと発表しました(こちら)。3カ月以内に、この変種は、ウイルスサンプルによって確認されたように、世界中で流通している支配的なものとなっていました(こちら)。

また、このミームは、ミクロンという言葉が「存在すること」を意味すると示唆しています。しかし、ミクロンはケンブリッジ辞典で「1メートルの100万分の1」と定義されており(こちら)、「小さい」を意味する古代ギリシャ語に由来しています。

ロイター通信では、過去のファクトチェックでオミクロンの変種の命名に関する誤報を論破しています(こちらこちら)。

【評定】#大嘘

SARS-CoV-2のオミクロン変異型は存在し、ギリシャ語のアルファベットを由来として命名されています。

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