このたびは当会の
「公衆浴場および商業施設の女性専用エリア利用に関するアンケート」

にお答えいただいている女性の皆様に感謝申し上げます。
自由記入いただいたご意見のボリュームと内容、また励ましやご協力申し出のお言葉を添えてくださる方も多く、運営一同報われる気持ちで丁寧に読ませていただいております。

女性専用施設の利用当事者でありながら軽視され続けてきた女性の声を可視化させるため、
8/14時点まででいただいているご意見から、要旨をまとめてご紹介していきます。

※アンケート回答は引き続き受け付けておりますので、拡散・回答へのご協力をよろしくお願い致します。

■女性の尊厳、安全へのご意見

・そもそも性別は生物学以外ない。
・人間は性別を変えられない。
・戸籍記載変更できる法律があることがおかしい。
・女性専用施設は女性の最低限の安全対策である。
・男性が入ることで女性の権利や行動が大きく損なわれる。
・悪意のある男性と見分けられないので一律で生物学で分けるべき。
・女性、女児の人権、安全、尊厳を第一に考えてほしい。
・女性の定義は生物学的女性だと法文化することを望む。
・性器整形および生殖腺除去やそれにより戸籍記載変更を行った男性にも女湯のレポートをするYou Tuberや、気ぐるみで女児に近づくなど女性に加害を行う者を知り、生物学的男性を一律で弾く考えに変わった。
・男性が決めずに、意見・決定権は女性が持つべきだ。

■実害報告

・公衆浴場に行けなくなった。
・外出自体が減少した。
・トイレに行く回数を極力減らしている。
・膀胱炎になりやすくなった。
・女装男性と女子トイレで遭遇し、怖くて入れなかった。

といった健康被害、精神的被害、行動制限といったことがすでに起きていることがわかりました。
（※特に、心身に障害がある方、被害によるトラウマのある方、娘をもつ母親、などからも強い不安の声が見られました）

■施設への要望

・男女ともに使える、またはトランスジェンダー専用など、第三のスペースがあるといいのではないか。
・安全な運用をしない施設にはお金を払いたくない。
・このままでは客離れし、業界も衰退すると思う。
・絶対に利用前にルールがわかるよう公表・明示を求める。
・警備員の巡回や防犯カメラなど安全対策の周知と実施を求める。

■生物学的性別以外の場合への要望

・戸籍記載変更していればよい、
性器整形していればよい、
見た目が女性に見えるならよい、
という意見にも
「ただし診断を厳しくし、また行動へのルールや、
性犯罪後は変更取り消しなどの罰則」を求める声が多く添えられています。

■回答数その他情報

本記事制作8/14時点では自由記入193件（回答496件）でした。
その後8/15現在は自由記入255件（回答654件）となっております。
本記事制作後にいただいたご意見は、改めて別記事にて共有させていただく予定です。