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さよなら平成最後の冬

もう3月も半ばに差し掛かる。
いつの間にか。時が経つのは早い。

「今日は13日だ」なんて自覚した頃には、今日は終わってる。
1日は、本当にあっという間だ。

僕は春夏秋冬ごとに、始まる感覚と終わる感覚がそれぞれある。

▷冬の終わり→春→夏の始まり→秋の始まり→...

と繰り返す。



冬は、終わりをとても感じる時期。
周りには花粉症に苦しむ人がいたり、花見のお誘いが回っていたりして、いよいよ春がやってきたなと思う。太陽の昇っている時間が、だんだん長くなっている。

でも、今日は寒かった。もうしばらく会えないかなと思っていた冷たい風ともう一度出会えて、ちょっとほっこりした。冬付きの僕に、最後のお別れを告げにきてくれたのかもしれない。



1年前のこの頃は、『伝えたい』という気持ちを強く感じていた。

確実な答えが自分にあった訳ではない。
「自分が伝えたいことは、これなのかもしれない」となんとなく感じていたものの、その感覚を信じていいのか分からなかった。だからとりあえず実際にその言葉を体現してみようと思った気がする。twitterを始めたのも、この頃だった。

時々、自分って何にも成長してないなと思ってしまうときがある。昔から見たら確実に出来ることは増えているはずなのに、「また同じところで悩んでるな」とくよくよと悩んでしまうことがある。

ただ、1年前のあの頃を思うと、見える世界がとても広がった。できることも増えた。人にちょっぴり自慢したくなるようなことも増えた。「成長」という言葉を使うとなんだか胸を張りすぎな気もするけれど、自分の言葉が少しずつ確かなものになった。繊細な感覚の違いが言葉にできるようになってきた。

「伝えることが苦手なんですよね」という言葉にびっくりしてもらえて、嬉しかった。こんな僕の伝えてる言葉でも、ちゃんと上手に伝えられているんだなと。

いい意味で期待しすぎない。
ちゃんと僕は僕で立つこと。

正直、周りの人の応援によって立てていることも多いにある。
「ぜんぶ自分のやってきた成果だ」なんて傲慢なことは、とてもじゃないけど、言えない。恵まれてる。

ただ、その瞬間に感じた大切な気持ちを少しでも表現していられるから、望み通りの方向にちゃんと進んでいるのだと思うことにしよう。

さよなら、平成最後の冬。

来年はどんな冬の終わりが待ってるかな。

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